アソビゴコロ 〜Wedding？〜２【川村壱馬】

くらくら ページ43

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シャワーを止めて透けた胸元を隠す
今更意味ないのわかってるけど
こうでもしないと恥ずかしくてしんじゃう…っ






『もっ、もうわたし必要ないですよね！？』


壱｢まぁ…｣


『じゃあ、退散致します…！』


壱｢あ、待…｣


『きゃあっ！？』






壱馬先輩が出ていこうとしたわたしのTシャツの裾を
くん…っ、と引っ張った
そのおかげで つるんっ と足を滑らせ
床に思いっきり尻もちをつき
頭は壱馬先輩の太ももに乗ってしまった






『い、た…い…』


壱｢どんくさ｣


『壱馬先輩のせ…っ！？』






ぱち、と目を開けたら壱馬先輩の顔が上にあって
後頭部にあるのは壱馬先輩の太もも？

じゃあ、ちょっと頭動かしたら…
う…わ、わわわわ…！！！
急いで起きようとしたのに
慌てれば慌てるほどうまく起きれない

恥ずかしさでどうにかなりそうだったのに
壱馬先輩はわたしの体を
左手で抱えるようにしてうまく持ち上げ
自分の左太ももに乗せた






壱｢…こんなえろい子離せない｣


『な、に言って…』


壱｢なぁ、今…シてよ｣






壱馬先輩の甘美な声が耳元で囁かれる
そのまま耳たぶを甘噛みして
舌を這わせる

ゾクゾク…ッと快感が襲い
漏れそうになる声を手で押さえた

して…って、さっき言ってたこと？
わたしやり方知らないって言ったのに…

じわ…と涙が浮かんだ目で壱馬先輩を見たら
目尻にあった涙を舌で掬われる






壱｢…いいよ、好きにやって｣






そ、んなこと言われても…
壱馬先輩がわたしを降ろそうとしたから
大人しく下に降りた

壱馬先輩の前に座ってはみたけど
何からやっていいのかさっぱりわからない

恥ずかしすぎて壱馬先輩の見れないし…
触るなんてもっとむりだし…

お風呂の熱気もあってくらくらしてきた

壱馬先輩を見上げたら
ふわっ…と笑ってわたしの髪を耳にかける

ほ、ほんとに…するの？
壱馬先輩だから全然嫌じゃないけど…
意を決して ちら、 と視界にいれた壱馬先輩のモノ






『…っ、』






いつもは気にしてなかったけど
ちゃんと見たらもう何が何だかわかんなくなって

え、えっ…
これをどうするの？どうしたらいいの？
何をしたら壱馬先輩はうれしいの？喜んでくれるの？
うわあぁぁ…、こんなことならちゃんと勉強しておくべきだった
何も知らない、壱馬先輩のこと好きなのに何もできない
でもしてほしいって言ってるし…

あ、れ…だめ、くらくらし、て…






壱｢A！？｣




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