＊他の誰でもない ページ32
.
壱｢…痛かったら、ごめん｣
そう言って切れてるであろう唇の傷を舐めだした
ぴり、とした痛みが走って
思わず顔を歪める
そのまま唇を舐めてキス
ゆっくり口内に舌が入ってきて
全体を優しくなぞる
ある場所で痛みが走り、壱馬先輩も動きを止める
殴られた時に切れた所だ
壱馬先輩、血の味したんじゃ…
そう思って顔を見たら
わたしより痛みを感じてる顔をしてまたキスしてくれた
壱馬先輩？
そう呼びたいけど、声が出ないの
頬を撫でて柔らかくキスを落とす
もしかして壱馬先輩…傷の消毒してくれてる？
こんな時でも壱馬先輩に対する好きが胸の奥から溢れ出てきて抱きつく腕に力を込めた
そしたら壱馬先輩、小さく笑って
首筋に顔を埋めた
『んっ…』
首、怪我してたっけ…？
舌が這って、身体の奥が痺れるような感覚
不思議に思って離れた壱馬先輩を見つめた
壱｢お前に触ってんのは、俺｣
『…え？』
壱｢他の誰でもない俺だから｣
何を言ってるんだろうって思ったけど
わたしをゆっくり寝かせて
キスしながらキャミソールの中に手を入れてきた時に気づいた
あの人の感覚、消そうとしてくれてるんだ
吐き気しか感じなかったあの感覚
壱馬先輩だと、全然違う
胸を優しく触られて
声我慢してた時に首筋に感じた ちくり とした痛み
壱｢あー、これしばらく消えへんわ｣
『な、にしたんですか…？』
壱｢知らん？キスマーク｣
『きすまーく…？』
壱｢紅い跡つくんやで。見える位置につけといた｣
『えっ…！？それだめなやつ…！』
壱｢Aは俺のやん。悪い虫つかんように｣
普段と違う話し方に きゅん… ってして
泣きたくなるくらいに愛おしくなった
お腹を撫でて、舌で全体を舐める
『好き…っ』
壱｢A…？｣
『壱馬先輩…っだけ、！壱馬先輩しか…好きじゃないぃ…っ』
壱｢…わかってる。知ってるから｣
キスしながらブラを胸の上までたくしあげた
そのまま手を這わせて弾力を感じるように揉む
『そっ、そこまでされてな…！』
壱｢え？聞こえへん｣
主張しだした突起を摘まれれば感じたことのない感覚
服も上までまくって
触ってない方の胸の突起をいきなり口に含んだ
『んぅっ…！？あ……っ、か、じゅ…っ』
壱｢名前…呼べてへんで｣
『やぁっ…！しゃべっちゃ、や…！』
壱馬先輩から与えられる快感にただ声を出すしかなかった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美憂(プロフ) - この作品大好き (2021年1月22日 19時) (
レス) id: 35846edb09 (このIDを非表示/違反報告)
yamizukikarenn - 色んな占ツク見てきたんですけどけどアソビゴコロが一番ドキドキしました！ (2018年8月23日 19時) (レス) id: fbfe464041 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - 名無し65908号さん» お返事遅くなってごめんなさい。運営側にフラグ立てられてしまったのでどうすることもできず...。アプリではなく、サイトから見れば読めると思います...！ (2018年8月23日 14時) (レス) id: 0779bc8679 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65908号(プロフ) - パート2のR18解除してほしいです、、。なんかスマホで見れなくなっちゃって(泣) (2018年7月8日 0時) (レス) id: 2d9b7a0d09 (このIDを非表示/違反報告)
しをちゃ(プロフ) - ｷｬ───(*ﾉдﾉ)───ｧキュンキュンします！続き楽しみに待ちます！ (2018年4月4日 20時) (レス) id: 2f52667945 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れもん
| 作成日時：2018年1月17日 2時
