お弁当 ページ16
壱馬side.
…ん、うま
え、これAが作ったの？
料理できんだ
人って見かけによらないんだな…
俺が噛んでる間、ずっと不安そうな顔して顔凝視してくるから
飲み込んだ後も、あえて何も言わずに買ってきてもらった弁当食べた
『川村先輩…』
壱｢なに？｣
『あの、ど、どうでした…？』
壱｢尋常じゃないくらい顔が赤かった｣
『そ、それは あーん なんてするの初めてだったから…！って、そっちじゃないです！』
やば、おもしろすぎて真顔でいれない
ていうか初めてだったんだ
まあ、そうか
男経験０です って顔に書いてあるもんな
壱｢うまかったよ｣
『ほんとに…！？じゃあ、これも！』
壱｢お前食べんのなくなんじゃん｣
『川村先輩がお腹いっぱいになったらわたしもお腹いっぱいなんです』
壱｢はぁ？笑｣
バカすぎる
そして俺のこと好きすぎる
わけわかんないけど、この感じが楽しいと思える
いい玩具拾ったな なんて思いながら
また差し出してきたポテトサラダ食べた
壱｢…うまい｣
『ほんとですか！？やったあ…』
翔｢俺も腹減ってんねんけど〜｣
『岩谷先輩の分はありません』
翔｢冷た！笑｣
…弁当、作ってきてもらえんなら
わざわざこいつを購買に行かせなくてもいいのか
とは思ったものの
弁当作ってきて なんて言えない、絶対に
そんなこと言えないし
言ったら言ったで重箱とかに弁当詰めてきそうでこわい
『川村先輩、まだ何かおかず欲しいですか？』
壱｢え？｣
『や、お弁当見てたから…』
壱｢…いや、足りんのかなって見てただけ｣
『心配してくれてるんですか！？』
壱｢してない｣
…無意識で弁当見てたとか、俺の方がこわいわ
北人はにやにやしながら見てくるし
なんだよ、見んなよ…
『ごちそうさまでした！じゃあ、戻ります』
翔｢えー、戻るん？ギリギリまでいたらええやん｣
『ユウちゃんが待ってるから…』
北｢きゅまちゃんの数少ない友だち？｣
『数少ないというか…友だちユウちゃんしかいないです』
翔｢狭く深くすぎひん？笑｣
弁当しまって立ち上がって
座ってたイスどこに戻したらいいかわかんなくてワタワタしてる
Aの後ろから手を回してイスを掴めば
重なった手にびっくりして
すぐに手を引っ込めた
壱｢明日…待ってる｣
Aにだけ聞こえるように耳元で
弁当作って なんて言えないから気づけよ
.
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美憂(プロフ) - この作品大好き (2021年1月22日 19時) (
レス) id: 35846edb09 (このIDを非表示/違反報告)
yamizukikarenn - 色んな占ツク見てきたんですけどけどアソビゴコロが一番ドキドキしました！ (2018年8月23日 19時) (レス) id: fbfe464041 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - 名無し65908号さん» お返事遅くなってごめんなさい。運営側にフラグ立てられてしまったのでどうすることもできず...。アプリではなく、サイトから見れば読めると思います...！ (2018年8月23日 14時) (レス) id: 0779bc8679 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65908号(プロフ) - パート2のR18解除してほしいです、、。なんかスマホで見れなくなっちゃって(泣) (2018年7月8日 0時) (レス) id: 2d9b7a0d09 (このIDを非表示/違反報告)
しをちゃ(プロフ) - ｷｬ───(*ﾉдﾉ)───ｧキュンキュンします！続き楽しみに待ちます！ (2018年4月4日 20時) (レス) id: 2f52667945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2018年1月17日 2時
