Heart 50. ページ1
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コウタさんにコーヒーを渡して
忘れないうちに玲於くんに連絡しておこうと思って
スマホを開いた。
玲於くんとのトーク画面を開いて
なんて言おうか考えてたら
翔｢Aちゃん！｣
いわしょーくんに名前を呼ばれて
慌ててスマホをしまった。
玲於くんと連絡とってるの知られない方がいいよね、
…でも、おかしくはないのかな。
にこにこしてるいわしょーくんに
なあに？ と返すと
ふふふ と意味深な笑み。
『…いわしょーくん？』
翔｢さっきな、壱馬と会ったやろ｣
『うん、たまたま…』
翔｢あれたまたまちゃうねん！コウタさんに頼まれてんの見て、Aちゃんが出てったあとちょっとしてから…｣
『うん？』
翔｢小声で 俺も行こかな、 とか言って部屋出てったんよ〜？笑 俺、隣にいたから聞こえてたんやけど、もうにやにやしちゃって笑｣
『…どういうこと？』
翔｢一緒に行きたかったか心配やったかどっちかやな！｣
…そうだったんだ。
でも、来てくれてなかったら
わたしこわくてどうしたらいいかわかんなかった。
『壱馬くん…、優しいな』
ちょっと笑いながら言ったら
いわしょーくん、口押さえて
わたしと壱馬くんのこと交互に見るの。
翔｢…ラブラブなんやな｣
『…え？ちょっと、違うよ…！』
いまだに勘違いしてるいわしょーくん。
誤解とこうとしたら
いわしょーくんの後ろから壱馬くんが近づいてきて
ふいにいわしょーくんの頭を掴んだ。
壱｢…翔吾、なんか言った？｣
翔｢…べつに？｣
嘘ついてるのバレバレな顔して
壱馬くんの手から逃げてった。
…ほんと、こういうの微笑ましくて笑っちゃう。
壱｢あいつはもう…｣
『元気だよね笑』
壱｢すぐからかってくんねん、あいつ｣
口ではそう言ってるけど
表情は柔らかい。
『…あ、壱馬くん、さっきなんで自販機の所きたの？』
壱｢え？あぁ…、暇やったから｣
『…暇？』
壱｢そ、そう。ついてってみようかな〜っていう…。って、そんなことはどうでもええねん｣
…ほんとかなあ、
なんだか怪しい壱馬くんをじっと見てたら
せっかく巻いてきた髪の毛ぐしゃぐしゃにされちゃった。
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さく - 先にハニーバルーン読ませていただきました。まさか同じ作者さんだと思いませんでした！！どの作品も大好きです！これからも応援してます！ (2019年3月31日 22時) (
レス) id: 0b5409e2c9 (このIDを非表示/違反報告)
summermoon(プロフ) - ごめんなさい汗間違えて評価ボタン押しちゃいました……この作品大好きでもう読むの5回目なんです!!ほんとにごめんなさい。 (2018年12月23日 12時) (レス) id: 0648ee0eae (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあや(プロフ) - 最高に可愛いくて最高にキュンキュンしました！甘々な玲於が見れてもうこっちまで溶けそうです笑 (2018年9月29日 23時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すごく面白かったです。素敵なお話でした！これからも応援しています。 (2018年9月14日 16時) (レス) id: 641198ffcc (このIDを非表示/違反報告)
KatayoseRise(プロフ) - このお話読んでFlow Back が好きになりました笑。玲於と女の子の感じが凄い好きです！ (2018年1月7日 14時) (レス) id: 151cd28ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年9月3日 19時
