flower 133. ページ34
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バレンタインを明日に控えた今日。
お昼休みにサキと相談して作ることになった
ガトーショコラの材料を部活終わって買いに来た。
北人くんには 少し寄るところがある と言って
先に帰ってもらった。
…納得いってなかったけど笑
隼｢すげー、バレンタイン一色じゃん｣
…なぜか、小森隼を連れて。
帰り道に会って
材料買いに行くって行ったら着いてきた。
何か、最近隼様子が変だから
あんまり２人にならないようにしてたんだけど…。
隼｢A、今年は何くれんの？毎年うまいんだよなぁ、Aのお菓子！｣
『今年はトリュフ』
隼｢トリュフ！やっべー、楽し…あれ？そういや、昼にサキちゃんとガトーショコラがどうのって話してなかった？｣
『ガトーショコラは北人くんに作るの』
隼｢あー、はいはい。彼氏は特別ですかぁ｣
いいねぇ、リア充は なんて言いながら
売り物のチョコ見てる。
…隼、バレンタインほかの子からもらってるの見たことないかも。
ずっと何でだろうなぁって思ってた反面
誰も隼の良さに気づかなくていい、なんて思ってた。
隼｢俺にも特別欲しいよ〜｣
『お母さん作ってくれてるじゃん』
隼｢もうそれは特別じゃないんすよ。家チョコだよ｣
『初めて聞いた笑』
必要なものをカゴに入れ終わって
レジに向かおうとすると
隼がぴったり横にくっついてきた。
…？
近いな。
少し避けると
また近寄ってくる。
『隼…どうかした？』
隼｢…俺もAからの特別欲しいなぁ｣
…え、甘えてる？
ていうか、隼が気づいてなかっただけで
去年まで特別あげてましたから。
『しょうがないなぁ。ガトーショコラ少し余るだろうからあげようか？』
隼｢っ、まじ！？よっしゃあ〜！！今日、寝れねぇや｣
まるでおもちゃを買ってもらえた子どものように喜んで
わたしが持ってたカゴを取ってレジに駆け足。
…変わんないなぁ。
隼は昔から、ずーっと。
変わったことと言えば
たまに予想できないような
かっこいいことすることだよね。
今までの全部、冗談だと思って気にしてないけど
もし冗談じゃなかったら…
隼｢お会計〜｣
『あっ、うん！』
冗談じゃなかったら、なんて気にするだけ無駄だよね。
帰りも結局隼が荷物持ってくれて。
２人で家路を歩いてた。
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りんご - 泣けるぅー、気になるぅー、更新待ってます！ (2017年7月31日 21時) (
レス) id: 5224770d7d (このIDを非表示/違反報告)
塩玲於くん(プロフ) - ちょー気になる！！隼のとこに行かせたいけど、北斗ともいい感じだし・・・。 (2017年7月31日 17時) (レス) id: 2b42bc8970 (このIDを非表示/違反報告)
るん - 北ちゃんに頑張って〜〜〜！( ；；)って叫びたくなります！やばいです！ (2017年7月31日 15時) (レス) id: 45505a7be4 (このIDを非表示/違反報告)
こなつん(プロフ) - 北人頑張って欲しい...笑 ちょう続き気になります!! (2017年7月31日 13時) (レス) id: 655343e3a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーひ(プロフ) - 早く隼の所に行ってー！！！！！！笑笑 移行楽しみにしてます！ (2017年7月31日 11時) (レス) id: d907920963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年7月12日 0時
