016.引っ越しといえば ページ16
亮「大分片付いたし夜ご飯食べにいく？」
外を見たら暗くなっていた
『そうだね！引っ越ししたから蕎麦でも食べにいく？』
亮「いいね！じゃあ、行くか！」
お蕎麦屋にきて注文をして出てくるのを待っていた
たまたまSnowManの話をしてる2人組が近くにいた
「私最近SnowMan好きなんだよね」
「最近テレビでよく見るよね〜誰が好きなの？」
『ねえ、亮平かな？』
亮「しっ！バレちゃう！」
「私はね〜康二くん！関西人でめっちゃ面白いの！」
「確かにかっこいい！私この人好きだな〜」
「あ〜めめね！モデルもやってるんだよ！まじでイケメン！阿部ちゃんもかっこいいよ？」
「阿部ちゃん？」
「クイズ番組とか結構出てる！大学院まで出てるんだよ」
「見たことある！爽やかだね！」
「でしょー？私はあべこじ好きなんだ〜」
『よかったね』
亮「リアルな声聞けると頑張ろって思う」
『それ、いいことだよね〜リアルな声聞きたい〜』
蕎麦食べて支払いを済ませて外は出た
亮「ん〜ん食べたね〜」
『.....』
亮「A？どうしたの？」
りょ....へ...い..たすけて
『手ぇ、繋いで』
亮「へ？」
『お願い。お願いお願い』
向かい側の歩道にいるこっちを見てる男性はストーカーだから
もしかして新しい家もバレたの？
亮平...たすけてよ...
亮「とりあえず俺の帽子被って。マスクもちゃんとしてね。遠回りになるけどこっちから帰ろう。大丈夫だから」
亮平はやはり頭がいい
頭の回転がはやい
震える私の手をしっかり握りってくれる
迂回をしてやっと着いた家
安心と少しの不安で玄関に倒れ込んでしまった
亮「今日はもう寝な？あとは俺やっておくから」
ありがとう
ありがとう
ありがとう
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作者名：まるやん | 作成日時：2020年11月9日 14時
