ありがちな恋愛Ⅳ (ページ1)

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001.リアコ枠な彼ページ1

深澤side

『ふっか～ゲーセン連れてってよ』

辰「阿部ちゃんと行けよ」

『なんでよ！UFOキャッチャー教えてよ！』

辰「ったく～俺の妹より甘えるな」

『へへ～♡』

って事でゲーセンに来た
ぶっちゃけ久しぶりすぎてUFOキャッチャーできるかな...

『これ取ってよ！翔太が囚われてる』

辰「これならイケるわ」

ちょっとずつアームを動かして色んな角度から見て
ここだっ！

辰「っしゃあ！取れた～はい！」

『深澤さんさすがっす！！』

辰「まぁまぁこんなもんよ！」

フ「あの～深澤くんですか？」

辰「はい。そうです！」

ファンの子2人に話しかけられた！
Aの方を見てみると真剣にUFOキャッチャーしてる

フ1「ファンなんです！CDミリオンおめでとうございます！」

フ2「いわふかコンビ大好きです」

辰「あ～ありがとうございます！」

『ふっか～！！みてみて！取れた！』

満面の笑みでこっちを見るA
そしてファンの子と話してる姿を見て
"やっちまった"って顔をするA

フ1「え！以前Island TV出てましたよね！康二くんと！」

フ2「え、かわいい～！！」

ファンの子の記憶力すげぇ

『ふっかのファンなんですか？』

フ1「はい！2人ともふっか担です！」

フ2「お姉さん名前なんて言うんですか？」

『中村と申します！』

辰「A～そろそろ行こっか」

『え～せっかくふっかのファンさんいるのに帰るとかないわ～』

辰「え、ごめん！」

フ1「中村さん最高！」

フ2「ノリいいですね！笑担降りして中村担になります！」

『ふっか～ごめんね～♡』

Aの対応が良すぎて俺の大事なファン2人ほど減ってしまった......

辰「じ、じゃあこれやるよ！」

さっき取った翔太に似たキャラクターと俺が好きな黄色のキャラクターをファンの子にあげた

フ1「え！いいんですか！？」

フ2「...(涙)ありがとうございます...」

『あ～ふっか泣かせた～！大丈夫ですか？うちの深澤がすみません。』

フ2「こちらこそすみません...」

ファンの子とは別れてゲーセンで遊び尽くした
Aが元気でなりより
明日からも仕事頑張れるわ。