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「おーくら！」
楽屋で寝てたら横山くんに起こされた
「んん..まだ寝たいんやけど..」
「なんやねんこれ！」
そう言って見せられたスマホにはAちゃんとの記事が書いてあった
「なにこれ..」
「聞きたいのはこっちや！鈴本さんと付き合うて、原田さんと撮られるってなんやねん！」
「横ちょどうしたん？ちょっと落ち着き〜？」
ヤスが宥めてくれたけど横山くんがこんなに怒るのも珍しい
「大倉、この女の人てAやんな？」
「すばるくんAちゃん知ってはるの？」
「ヨコと飲んだ時会ったんや！俺のファンたら言うてたで！なのになんで大倉やねん」
「そこちゃうやろ！」
「関ジャニのライブ来たい言うてたし本気やん」
「そのためにチケット取ろうとしてたんや..」
ちょっとの期待、、無駄だったんや
「またまた会うただけや」
そう言って楽屋を出た..のはええけど行くとこないな〜
「横ちょなんでそんな怒ってんの？」
ヤスが相談に乗ってくれた
俺が原田さんのこと好きなこと、原田さんの部下と大倉が付き合ってること全て話した
「おーくらも悩んでるんとちゃう？おーくらも原田さんのこと好きやったんやろ？なんで部下の子と付き合うたかは分からんけど..まぁ、原田さんを忘れるためやと俺は思うけどな〜」
ヤスが真剣に考えてくれた
「俺、もう1回原田さんに告白してみる！」
「横ちょ頑張れ！」
とはいえ、原田さんの連絡先知らんやん..
そんな時原田さんの会社のイベントに俺らがゲストで登壇するらしいやん..
来週打ち合わせか...
大倉には悪いけど俺、いかせてもらうで。
楽屋を出てから行くとこなくてテレビ局の食堂でとりあえずカレーを食べた
「さっき弁当食べたんやけどな..」
カレーを食べながらボーッとしてたら鈴本さんから連絡がきた
『よかったら今日ご飯行きません？』
週刊誌に撮られたばっかやし今は大人しくしとくか..
『ほんまごめん。夜まで仕事詰め詰めやねん」
『分かりました！ではまた今度誘います♡その時は断らないでくださいね！笑』
これがAちゃんやったら..って考えてしまうんは鈴本さんに悪いな
ヤスから連絡あって 楽屋戻ってこい と。
仕事やししゃーないから戻るか！
横山くんやって気まずいはずやしな、、
いつも通り話せば大丈夫やな！
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作者名：まるやん | 作成日時：2019年10月14日 6時
