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家に帰ってからお母さんのお土産を開けた。私の生まれ育った宮城県の有名なお菓子だった
「懐かしい、、(涙)」
お母さんの暖かさとお菓子の懐かしい味
もう3年くらい帰ってない罪悪感と帰りたさで
ポロポロと涙が溢れた
〜♪
『もしもし』
『あ、A〜？え？泣いてんの？』
『忠義くん、、泣いてないよ！どうしたの？』
『あと3時間くらいで帰れるからと思って』
『わかった。夕飯準備して待ってるね』
今日の夕飯は母の味でもある豚汁と生姜焼きにした
ガチャ
忠義「ただいま〜」
貴「おかえりなさい」
忠義「やっぱり泣いたやろ？涙の跡ついてるで？」
貴「なんかお母さんの優しさを思い出しちゃって」
忠義「今度いつになるか分からないけどAちゃんの実家行こな？もちろん俺の実家にも来てな？」
貴「うん。」
忠義「わ！今日は豚汁やん！」
貴「お母さんの味をマネしてみたんだ〜」
忠義「うっっま！！！めっちゃ美味しいでこれ！」
貴「よかった！お母さん喜ぶよ！」
忠義「なぁ、Aちゃんの家族ってどういう人なん？」
貴「お母さんはあんな感じで明るくて可愛いでしょ〜？お父さんも明るくてかっこよくて優しい人。お兄ちゃん二人は面白くて優しいかな〜」
忠義「そうなんや〜いい家族やな」
貴「私の自慢の家族ですから！」
忠義「Aちゃんの子どもの頃とか見てみたいな〜」
貴「田舎で生まれて地味に生きてきたんだ〜シティボーイ忠義くんには想像できないかもね」
忠義「シティボーイて、、笑 俺のおばあちゃんの家もなかなかの田舎やったで！」
貴「田舎って落ち着くんだよね〜東京だと人に揉まれて大変」
忠義「せやなぁ。結婚したら老後は田舎に住もうか」
貴「結婚だなんて早すぎー」
忠義「俺は考えてるで。Aちゃんと結婚したい」
貴「忠義くん、、」
忠義「ごちそうさまでした！あ、お母さんからのお土産あるやん！美味しそう！食べてええ？」
貴「たくさんあるから是非現場にも持ってて！」
忠義「やったー」
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作者名：まるやん | 作成日時：2019年4月9日 1時
