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忠義「俺な、高山から写真見せてもらって一目惚れしたっていったやん？実はあれより前にAちゃんのこと知っててん。」
貴「え！」
忠義「事務所の女性スタッフの方にプレゼントもらったから何かお返しせなと思って化粧品見に行ったら子連れのお母さんが買い物してる間Aちゃんずっと子供のお世話しててな、むっちゃ可愛くて子どもが好きなんやなぁって思ってん。やけど急に話しかけたらアカンし諦めよう思ったら高山の幼馴染やって知ってん！これって運命ちゃう？」
貴「え、でもこうちゃんから職場聞いたって言ってたじゃないですか！」
なぜか忠義さんにイライラしてきた
忠義「ちゃうねん。仕事で髪結んでるAちゃんと高山に見せてもらった髪下ろしてるAちゃん、違う人やと思っててん。職場聞いたらAちゃんがいたところやし、あの時のAちゃんって気づいた時は心臓止まりそうなくらいビビビッてきて。告白とかしたことないからあんな変な告白してしもうてAちゃんドン引きしてたけどな。絶対諦めへんと思ったら高山もAちゃん好き言うし、、俺こんな仕事してるから彼女作ったらリスクあるし、絶対守ることなんてできへんかもって思った。でもほんとに好きやねんで！Aちゃんを邪魔とか荷物とか思ったこと一度もあらへん。Aちゃんを命かけて守りたい」
貴「忠義さん、、(泣) 私も好きです大好きです別れたくありません」
忠義「なぁ、さっきなんで高山にお姫様抱っこされてたん？そして、忠義さん呼び嫌や！"くん"でしょ？」
貴「た、忠義くん、、」
忠義「よくできました！笑」
貴「さっき、、会社から帰宅途中に男の人に話しかけられたんです。それが高校の頃付き合ってた元カレで、、」
忠義「アイツか！」
貴「はい。ジリジリ近づいてきて体を触ろうとしてきたところを丁度こうちゃんが助けてくれたんです。びっくりしたのと安心感で腰を抜かしてしまいまして、、」
忠義「それでお姫様抱っこしてもろてたんや」
貴「はい、、忠義くんのこと嫌いになるつもりだったのに忠義くんの名前叫んでたんです。私って思ったより忠義くんのこと好きなんだなぁって」
ギュっ
貴「く、苦しいです忠義くん」
忠義「こうやって強く抱きしめておかないとAちゃん離れてまう！」
貴「忠義くん、私もう離れません！」
仲直りできてよかったです
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作者名：まるやん | 作成日時：2019年4月9日 1時
