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大倉「なぁAちゃん」
貴「ん?なぁに?」
大倉「なんでもない」
貴「なにそれ笑」
大倉「Aちゃんの ん? が好きやねん」
貴「照れる」
大倉「Aちゃんて感情をすぐ声に出てまうからおもろいな」
忠義さんのオフの日に合わせて私もお休みを取った
そんな日の昼間から甘い時間を過ごす
大倉「なぁAちゃん」
貴「...またですかぁ?? ん? は一回でいいですよね?」
大倉「ちゃうねん。俺な、ドラマ決まってん」
貴「えぇぇ!おめでとうございます!主演ですか?」
大倉「おん。でもな、恋愛系やねん」
貴「...そっか」
大倉「Aちゃんそんな悲しい顔せんとって。俺かて望んでないねんから」
貴「望んでたら別れてますから笑 私は平気です!毎週録画ですね!もう撮影に入るんですか?」
大倉「よかった〜嫌やとか言われたらどうしようかと思ってん!来週顔合わせやねん。」
忠義さんに嫌われたくない。ワガママな彼女になりたくない。ちょっと我慢するだけ。
貴「いつから放送なんですか?」
大倉「1月スタートの ラブシチュエーション てやつや。たしか相手は 久保愛美さん(くぼ あいみ)やった気ぃする」
貴「あいみぃが相手なんですか!?今雑誌とかでめちゃくちゃ人気出てる人!久保愛美ちゃん通称あいみぃ!」
大倉「そうなんや〜Aちゃんもそのあいみぃさんのこと好きなん?」
貴「好きですよ〜可愛いですもん!」
大倉「へぇ〜じゃあ顔合わせの時伝えとくわ!俺の彼女がファンなんです」
貴「彼女は内緒ですよ!やめてくださいね!」
大倉「せやった。ごめんな」
貴「いえ、忠義さんの為ですからね」
自分の気持ちを抑えて忠義さんの邪魔をしないように"良い子"になった
ほんとは外でデートしたいし友達に紹介もしたい
それができないけど忠義さんがそばにいてくれるだけで幸せ
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作者名:まるやん | 作成日時:2019年4月9日 1時