｜ ページ29
•
『これからどうする？映画でも見る？』
朝食の片付けは彼も手伝ってくれて早々に終わってしまい、タオルで手を拭きながらそう尋ねると
JN「ん〜…じゃあ昨夜の続きはどう？」
そう言って背後にいた彼はまだ少し濡れた手を服の裾から忍ばせてきた
『ひゃっ！冷たっ…やめてよ！』
パシッと腕を叩くとますます上に上がってくる大きな手
その手が胸を包み込むと、やわやわと感触を確かめるように動いて…
『や、ん…』
思わず声が出てしまった
JN「…嫌ならそんな声出しちゃダメだろ」
耳元でそう言った後、首筋に下りてきて、ちゅう、と吸った後、ペロリと舐めた
『んっ、ほんとに、あっ…今からする、の？』
JN「うん、だって昨日出来なかったから」
『それはっ！ふっ、ん……ソクジニが、寝ちゃったからぁ』
既にホックも外されて、浮いた下着の間に手を入れ敏感な突起を摘まれる
『んっ、んっ……んぁっ』
もう抵抗するのを諦めた私は彼にされるがまま
ひょい、と抱えられ寝室まで行くとベッドに真っ直ぐ向かって優しく降ろされる
キスをしながら服も下着もあっという間に脱がされ、私だけ裸にされてしまった
彼が自身のパジャマに手をかけた時、何故かそのまま停止した
『……？ソクジナ？』
どうしたのかと心配になって、取り敢えず毛布を引っ張って身体を隠し上体を起こす
JN「……昨日聞こうと思ってたの忘れてたんだけど」
『うん？』
JN「この家に入った男は何人いるの」
『え？』
え、今それ聞く？このタイミングで？私、裸なんですけど…
『……1人』
JN「ヤー！まじか！この空間に他の男がいたなんて…なんかヤダ！今すぐ引っ越そう！」
1人で騒ぎ出した彼に呆れてしまったけどおかしくて笑ってしまう
JN「笑い事じゃない！ほら、服を着て！取り敢えず荷物を纏めて僕ん家に行こう」
さっき自分でポイポイと脱がした服を集め渡してくる彼に首を横に振る
『1人って、ソクジニの事だよ笑 この家に入った男性はソクジニだけです』
つい笑いながら言うと、怒ったのかヤーヤー言いながらベッドの上で跳ねてる
『ごめんごめん笑 ソクジニが雰囲気ぶち壊すから意地悪しただけだよ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1514人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レネ(プロフ) - あー。ジナ結婚したい (2022年5月5日 1時) (
レス) @page30 id: 8f90b6d822 (このIDを非表示/違反報告)
絢香(プロフ) - yu9mi1ri3さん» 最後まで読んでくれてありがとうございます！素敵だなんて嬉しいです♡これからもそう言ってもらえるようなお話を書いていけたらなと思います！ありがとうございます！ (2022年1月16日 13時) (レス) id: 43ca48f597 (このIDを非表示/違反報告)
絢香(プロフ) - りんさん» 読みやすいならよかったです！いつも読みにくくないかなと不安だったので安心しましたっ！こちらこそ読んでくれてありがとうございます♡ (2022年1月16日 13時) (レス) id: 43ca48f597 (このIDを非表示/違反報告)
yu9mi1ri3(プロフ) - 最初からずっと読んでて、切ない気持ちから暖かく愛おしい気持ちになりました！とても素敵な物語ですね！ (2022年1月13日 10時) (レス) @page24 id: 29eceed362 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 行間が心地よく読みやすかったです。また楽しみにしています。ありがとうございました。 (2022年1月6日 5時) (レス) id: 00a0550b23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：絢香
| 作成日時：2022年1月4日 13時
