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まだポカンと開いた口にチーズをぽいっと投げ入れる
その感触にハッとしたのかモグモグとチーズを味わいながら食すのは、やっぱり食べるのが大好きな彼らしい
JN「ヤー！なんで今チーズ入れた！大事な話の最中にっ」
『だっていつまでも口開けてるから…チーズ美味しかった？』
JN「…美味しかった」
お皿からチーズを1つ取ってまた彼に近付けると口を開けた
『食べるんじゃん』
JN「食べ物に罪は無い」
なんて意味わかんない事言ってる彼に笑ってしまう
このチーズは最近出来たチーズ専門店の物だとか、ワインクーラーはどこで買ったのかとか、自然とさっきまでの話は流れていった
意外とお酒に強い彼と飲むと、あっという間にワインボトルが空になってしまった
もう一本持ってこようと立ち上がった時、手首を掴まれソファにまたボスンと逆戻り
JN「…さっきの…結婚する時に仕事辞めるってやつ、保留にして。やっぱり僕の一方的な感情だけで決めていい事じゃないから」
『え？』
JN「でも、仕事が辛かったり嫌になったりしたらいつでも辞めていいからね。Aには僕がついてるから」
お酒のせいなのか、それとも照れなのか彼は顔も首も真っ赤で…
もう30代の男性に言うのは失礼なのかもしれないけど、可愛い
とてつもなく、可愛い
ぽってりとしたその唇に、むにゅっと私の唇を当てがうと
それに応えるように食まれる
『んっ、ソクジナ…大好き』
JN「ん、はぁ…僕も、大好きだよ」
そのままソファに押し倒され、甘いひと時を過ごす……はずだった
JN「ん〜〜…もう食べれないぃ…zzZ」
キスをしながら、眠ってしまった彼
私に覆い被さるように眠った彼の下から死に物狂いで這い出して寝室から毛布を持ってきて
幸せそうに口を開けて眠っている彼に毛布をかけて、おでこにそっと…キスをした
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レネ(プロフ) - あー。ジナ結婚したい (2022年5月5日 1時) (
レス) @page30 id: 8f90b6d822 (このIDを非表示/違反報告)
絢香(プロフ) - yu9mi1ri3さん» 最後まで読んでくれてありがとうございます！素敵だなんて嬉しいです♡これからもそう言ってもらえるようなお話を書いていけたらなと思います！ありがとうございます！ (2022年1月16日 13時) (レス) id: 43ca48f597 (このIDを非表示/違反報告)
絢香(プロフ) - りんさん» 読みやすいならよかったです！いつも読みにくくないかなと不安だったので安心しましたっ！こちらこそ読んでくれてありがとうございます♡ (2022年1月16日 13時) (レス) id: 43ca48f597 (このIDを非表示/違反報告)
yu9mi1ri3(プロフ) - 最初からずっと読んでて、切ない気持ちから暖かく愛おしい気持ちになりました！とても素敵な物語ですね！ (2022年1月13日 10時) (レス) @page24 id: 29eceed362 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 行間が心地よく読みやすかったです。また楽しみにしています。ありがとうございました。 (2022年1月6日 5時) (レス) id: 00a0550b23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢香
| 作成日時：2022年1月4日 13時
