君にとって

10_side 西島隆弘 ページ10

___西島隆弘



ミーティング中ずっと視線を感じでした





それが 誰かなんてことくらい、
13年間、想われている俺にとっては容易なことで。









俺は 目だけを Aに合わせる






顔、赤すぎだろ 笑








「集中しろ(口パク)」









息が詰まったように、口をぱくぱくさせて





必死にメモをとる A








.
.
.
.
.

出会ってから





Aは 会う度に







「好き」 「カッコイイ！」






って、何の恥ずかしげも無く言ってくれる







俺にとって それは 妹から言われるような







ペットから懐かれるような







そんな感覚で








正直 、A の 「好き」に








揺れたことも









照れたことも









1度だって









ない


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.


スタッフ「じゃあ 今日はこの辺で お疲れ様でした」

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