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集まるのはいつもうちの店。
私の祖父が趣味で作った、小さな喫茶店コーナー。
カウンターの中にはガスコンロ一台と小さいシンクだけ。
おじいちゃんも、一番狭い客室ひとつ潰して作った当時は女将であるおばあちゃんにこっぴどく怒られてたけど、今になってこんな使われ方されてるなんて夢にも思っていないだろう。
「あーお客さん来ないかなーー」
「A、誰か死んでくれって言ってるようなもんだぞ」
「うわ、五関くんしゃべった」
いや、塚ちゃん。晃一くんだって話すでしょうよ。
「何よそれー、確かにお斎とお通夜のオードブルばっかりだけどさ。うちは冠婚葬祭各種宴会取り扱ってるんですぅー。ミルクティー代請求いたしましょうか、五関先生？」
「んー、やだ」
ホント、マイペース人間。
今だってほら、優雅にミルクティー飲んじゃって人の話なんて半分くらいしか聞いてないんだから。
「あ、呼び出し。帰るわ」
晃一くんの白衣がわずかに揺れて、素早く携帯を確認するなり、軽ーい身のこなしで帰って行った。
「あ！ミルクティー代は！？」
慌てて追いかけるけれど、無表情でやけに姿勢良く自転車を漕ぐ、なんともシュールな姿を見送っただけだった。
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SULLI*(プロフ) - とっても楽しいです！是非更新心待ちにしています！ (2017年2月19日 5時) (
レス) id: aad06e73cc (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 続きが気になります。楽しみに待ってます。誰のセリフか分かりにくいので名前を付けた方が良いと思います。 (2017年2月5日 19時) (レス) id: 7a705b81ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃべつ | 作成日時：2016年4月5日 16時
