貴方が嫌いです。【名前変換】 (ページ4)

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■Story.4 ページ4

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涼介「交換したらくじ引きの意味が

なくなるだろ。」

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ゆるゆるのﾈｸﾀｲをもっと緩めて、

みんなを見ている彼。

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「お前、また後ろの席かよ。」

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涼介「俺、運だけはいいからね。

ちなみに、裕翔が俺の前。」

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裕翔「Aちゃんも早く座りなよ。

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そう言われて、私は30番の

席に着いた。

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涼介「ｶﾞﾘ勉優等生さんが俺の隣か。」

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裕翔「Aちゃんね。

変なあだ名付けないの。」

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涼介「今のはあだ名じゃないし。

ただ、見た感じを言ったの。」

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相変わらず嫌な人。

やっぱり…………

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涼介「苦手。」

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あ「えっ…………」

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涼介「俺のこと苦手でしょ。

まぁ、俺も苦手っていうか…………

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…………優等生タイプ、一番嫌い。」

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私の瞳をじっと見て、

そう言い放った彼。

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何だか悔しかった。

傷ついた。

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あ「私だって…………」

涼介「ん?」

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あ「貴方が嫌いです。大っ嫌いです!」

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