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ざわざわと外から聴こえる耳障りな音に、フェンガリは喉の奥から唸り声を出す。獣のようなそれが聴こえた外のモノ達は、己より強い者の存在に踵を返して去った。気配の消えた外からは、もう耳障りな音は聴こえなかった。
ソファに腰を下ろして、フェンガリは足を組みクッションを抱く。夜はこうして夜明けを待つのが日課である。そして日が昇り、エルが教会へ向かってから眠りにつく。昼間に目を覚まして、カーテンを閉め切った宿舎で家事をこなし、夕刻になり帰宅したエルを迎えるのだ。
月の名を冠する悪魔は、己のヒトより鋭敏な感覚を尖らせて外を窺いながら、愛し子の穏やかな眠りを確かめた。
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割と無理矢理です。反省してます。でも楽しかったです←
若干BLっぽい表現が入ったのは、作者がBL脳だからです。反省してます。でも楽し(((殴
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