1.なれ初め ページ1
「ねーねーぴーちゃんとつわはすくんってどういう経緯で仲良くなったの？」
「唐突だね」
「気になって」
体育の授業中、隣に座るぴーちゃんに話かけた。
今日は体育の先生の内一人が出張。
それによって授業じゃなくって自由に遊んでいいことになった。
自由になった体育館で場所狭しとひしめきあう中私とぴーちゃんはバトミントンのラケットを持ってコートが空くのをぼんやり見てた。
奥にいるんだろうけど大音量のキヨくんの声が騒音をかきけす。
横のぴーちゃんはんー、と首をかしげた。
「なんかー、、いっつも一人でいるなって思ってて面白そうだったから話しかけてみたの。いつだっけ？二学期の後半？」
「そっか、ぴーちゃんたち一年の頃一緒のクラスなのね。」
「そうだよ！そしたら面白いくらい話が合っちゃって！」
「今にいたるのね」
うん！と笑う彼。
この手の話は面白いな、今度レトさんとかにも聞いてみよう。
「Aちゃんとレトさんは1.2年とも同じクラスだったんだよね？」
「そう！委員会が一緒で話すようになって」
「僕ら仲良くなるタイミング変」
「いいじゃん修学旅行前だったんだし」
「そっか！２年って修学旅行あるのか！」
二年生の５月。先月進級して先輩になったとは思えないはしゃぎっぷりを見せる体育館。
遠くでレトさんとキヨきんが手を振ってくる。
「行く？」
「今更汗かきたくないなー」
「うっわ、Aちゃんが女子みたいなこと言ってる」
「女子な。」
ぴーちゃんの気持ち悪い笑い声が体育館に響いた。
ーーーーーーーー
全員二年生設定。
四クラスに別れてて
(理系)P-P、キヨ
(文系)A、レトルト
つわはす
っていうクラス分け。
キヨくんお主は理系でいいのか(数合わせ)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚樹@アキちゃん廃。実況廃人の廃人 | 作成日時：2015年10月13日 15時
