35 ページ35
.
「久しぶりに二人なのに、こんな雰囲気は寂しいです。せっかく会えたのに…もっと隆二さんの近くに居たいです」
「……」
「私、どうしたら機嫌治してくれるかいっぱい考えたんですけどバカだから分からなくて、
なのに隆二さんに触れたくて、抱きついちゃったので嫌だったら振りほどいてください」
「ふふ、Aから抱きついたのになにそれ」
「だって、、隆二さん怖かったから…」
「機嫌が悪かったのは、ごめんただの独占欲。」
「え…？」
「俺のもんなのにってムキになっちゃった。そしたらそんな可愛い事言うんだもん、俺ももう触れたくてたまんない」
隆二さんは椅子に横向きに座り変えると、
ゆっくり私の腕を引き向かい合う形で隆二さんの上に私を座らせた
「…近いで、す。顔見れない…」
「A、こっち向いて？」
恥ずかしくて横を向いてたけど、顎を引かれて真っ直ぐに向きを変えられた
目の前にはまだ髪の毛が少し濡れてて色っぽい隆二さん
そのまま顔が近づいて、少しでも動いたらキスしちゃう距離で隆二さんは止まった
「…？」
「ねえ」
「そこで、喋らないで…」
「あは、煽ってる？でもやめないよ。」
「…っ……」
「Aは、他のこと考えられないくらい俺のことで頭の中いっぱいになったら良いんだよ。」
もう、なってるよ…
「わかった？わかったらAからキスしてよ」
だめだ、
この距離で、大好きなその声で話されると余計なことは考えられなくなる
恥ずかしさとかどっかにいっちゃって早くその唇に触れたい
私からゆっくり近づいてキスをした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 445人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう(プロフ) - 初めまして。作品読ませていただいてます。臣ファンですが、隆二も好きです。この先どう展開するのか、楽しみにしてますね。 (2020年8月7日 21時) (
レス) id: 697070514c (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二くんの大ファンです。ゆっくりで良いので更新待ってます。ランペンのお話も楽しみにしています (2020年5月21日 13時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2017年3月10日 0時
