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「お久しぶりです…!」
「ほんとね、じゃあ乾杯」
隆二さんと、いつものお店でビールで乾杯。
お互いの好きな物も絶対注文してする物も分かっているこの空間がすごく幸せ
やっと会えたよ嬉しいな
「隆二さんの年末は今年も忙しそうですね…」
「うん、ありがたいことに見事にスケジュール埋まってる。これから会えなくなるから今日タイミング合ってよかった」
「体調崩さないように、体冷やさないようにしないと!喉も!あ、乾燥も敵だ…」
「はは、Aが必死じゃん」
「だって隆二さんの声大好きですもん!出なくなったら困ります、」
「へえ」
にやっと笑いながらグラスを触ってるその指が男の人にしては細長くて綺麗で
その指でいつも優しく触ってもらってるのを思い出して恥ずかしくなった
あれ?ていうか勢いで好きって言っちゃったよ
声が!こ、え、が!なんだけど、
いや隆二さんの事も大好きなんだけどそれは今違うっていうか
でも隆二さんにぶつかるには逆にもう宣言した方がいいのかな
せ、先輩…必要なアドバイスはこういう時に…
「なにパクパクしてんの?」
「あ…ちょっと飛んでました。笑」
「ひどいなー、俺といるのつまんない?笑」
そんなわけないどんだけ待ち遠しかったことか!
「ちがっ!久しぶりなので緊張しちゃって…!」
「なんか顔赤いし、なに考えちゃったの?」
だからあなたの事です
前もこんな事あったっけ?
本人の前で隆二さんの事考えて顔赤いって末期だよこれ、
でももう隠さずに言ってもいいかな
「……隆二さんの…事です」
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ゆう(プロフ) - 初めまして。作品読ませていただいてます。臣ファンですが、隆二も好きです。この先どう展開するのか、楽しみにしてますね。 (2020年8月7日 21時) (レス) id: 697070514c (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二くんの大ファンです。ゆっくりで良いので更新待ってます。ランペンのお話も楽しみにしています (2020年5月21日 13時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2017年3月10日 0時