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「登坂さん…すごく美味しいです!!」





登坂さんには食べたかったお鍋のお店へ連れて行ってもらった








「それは良かった。


ねえ、隆二のどこがそんなに好きなの?」









うわ、急になんてどストレートな質問
そんなの自分自身でもまとまってないよ


「ふは、なにその嫌な顔。」





「いや直球な質問だなあ、と、、」


「だって聞きたいもん。で?」



で?って
やっぱり登坂さんは王様だ。




「うーん…」


「教えてよ。」






「どこが、とか何が、とか
難しくて上手く答えられないですけど…」


「いいよ。」





「気づいたらです。なんか目で追っちゃってて、
最初は笑顔とか声が素敵だなとかほんとそんなレベルで、
芸能人の皆さんとの恋愛なんて考えてもなかったですし」




「うん」





「でも、偶然話しかけてもらえて、名前を呼んでもらって、隆二さんを知っていくうちにどんどん好きになっちゃって。

今は独り占めしたいって気持ちが大きくなってきて、苦しいです…」









「俺、Aちゃんなら大丈夫な気がするんだけどな」




「でも隆二さんは彼女は作らないって…」





「なんでだと思う?」








これは聞きたくなかったけど、これしかないと思う


「忘れられない人でもいるんですか?」







「半分違って、半分正解。」




「半分?」




「もう何年前だったかな、あいつすげえ好きな彼女がいたの。
その子も隆二の事すげえ好きで、結構尽くすタイプの子でさ。最初は良かったんだけど途中からおかしくなってきちゃって」



「おかしく…ですか?」



「そう。俺らこんな仕事だから頻繁に会えるわけじゃないしデートもしてあげれないし。
ツアー始まって忙しくなってきた頃にどんどん束縛っていうの?ひどくなってきて」


「……」




「毎日大量のメールと電話。出るとその子いっつも泣いてて、
隆二優しいから毎回ちゃんと聞いてあげてたんだけど、エスカレートしてきて。
一回顔に傷作ってきたこともあったな」



「え、顔に?」


「そう。やばいよね、
でもその子が変わってしまったのは自分のせいだって自分追い詰めちゃって、ストレスで歌に影響出るようになってさ
結局俺が無理やり別れさせたんだけど」




「そんな……」







「あいつそれからなんだよね、
俺と付き合った子は幸せになれないって言って恋愛に関しては誰とも向き合わなくなった。」

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設定タグ:今市隆二 , 登坂広臣 , 三代目jsoulbrothers   
作品ジャンル:恋愛
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ゆう(プロフ) - 初めまして。作品読ませていただいてます。臣ファンですが、隆二も好きです。この先どう展開するのか、楽しみにしてますね。 (2020年8月7日 21時) (レス) id: 697070514c (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二くんの大ファンです。ゆっくりで良いので更新待ってます。ランペンのお話も楽しみにしています (2020年5月21日 13時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2017年3月10日 0時

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