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『系くんが分からないよ!』
『なんだ、俺のことを1から10まで話さなきゃならないのか?お前は今の俺だけ見てればいいだろ。何が気に入らないんだ?』
ぼろぼろと溢れてくる。
泣きたかったわけじゃない。
『系くんは…なにを見てるの…?』
あなたを責めたかったわけじゃない。
ずっと感じてた距離を埋めたかった。埋められると思ってた。
『系くんの世界に……わたしは、いる?』
目にかかる前髪で、表情は読めなかった。伸ばした手が届くことはない。ぐっと拳を握り締め、冷静を保とうとした。
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作者名:Light | 作成日時:2018年2月15日 22時