君はほんと、【2】 ページ2
学パロです年齢いじってますてかにどちゃん何歳だよ2人しか喋りません
あなたdide
放課後、今日も何だか帰りたくなくて校内をふらふら歩いてたら、にどちゃん先輩を見かけた
にどちゃん先輩は委員会の先輩で、分からない所をよく教えてくれるいい先輩
話すことが多くなったから、なんて呼べばいいですか？って聞いたら
「俺はにどみって呼ばれてるから、にどみでいいよー？
…あ、呼び捨ては呼びづらいか、じゃあね、にどちゃんって呼んでよ！」
後輩にちゃん付けで呼んでよ！っていう先輩はじめてだわ。
そこからね、沢山話すうちになんか好きになった…？
疑問形なのは、私もよく分からない…
そんな私の片思い？を知らない先輩のにどちゃんは階段のとこにいる、
「にどちゃ……？」
名前を呼びかけたけど、誰かと話してるみたい？
気になったから階段近くの教室に忍び込んで、ぎりぎりまで近づいて聞き耳を立てる
こういうの気になるのは人間の性だし、仕方ないねー＾＾
「す…………き…………も………………」
んん？
校庭でやってる野球部のせいで途切れ途切れにしか聞こえない
けど、今、すきって？？？？？？？
やばいとこに出くわしてしまった………やっべ
告白してるとこに出くわすなんて、って少女漫画よろしく顔を真っ赤にして両手で覆い隠して
「じゃ………………ろしく……………」
じゃあ、よろしく…？？？
てことは…
告白は成功…？
つまりにどちゃん先輩は…
あれ、泣けてきた
これも少女漫画かよー失恋して泣くとか
はー、しんどい
頃合いを見て帰ろう
とりあえず2人が帰るまで待とう
それまでに涙を止めよう。
「あれ、Aちゃん。そんなとこで泣いてどうしたのー」
やー、最悪じゃ
「マジでどうした？いじめ的な？大丈夫？」
彼女さんが出来たっていうのに
こんな私にも優しくしてくれる
本当に優しいんだなぁ……
その優しさが染みるなあぁ…
『せんぱ、かのじょ、いい、んです、か？』
しゃくりあげながら、言う
聞き取れるかなぁ…？w
「？彼女、とな？」
「あ、あああ…！あれね！さっきのか！」
「いやーにどちゃんモテモテで困っちゃうよー」
優しいし面白いし話聞いてくれるからそりゃモテるわ…そうだよ…
「でも、あれは断ったよー？俺の好みじゃなかったし」
あれ？
『すきって、せんぱいが言って…？』
「ん？言ってない言ってないw」
あーよかった…まだ希望があるぞ私…
「まぁまず俺好きな人、いるし」
あっダメだ
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作者名：つき | 作成日時：2017年11月5日 11時
