検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:50,978 hit

7色と白×淳太 ページ35

"じゃあ、とりあえず今日はこれで決定と言うことで。"
とスタッフとメンバーたちが帰っていく。



無事にホワイトボードに、決まったセットリストが書かれ、今日の打ち合わせは終わった。



ホワイトボードを嬉しそうに眺めるA。



"Aさっきは...すまんかった。"
メンバーが去った部屋でAの横顔に話しかける俺。



くるっと振り返ったAと目があった。




"淳太くん。すきやで?"



"え...?"



"このセットリスト!最高やん。"
笑顔でAが言った。


"あー!セットリストね!...確かにな!"
内心ドキドキしたが、顔には出さないように話した俺。



"さっきはごめんなぁ私うまく言葉にできんくて..。"
そう言って謝るA。



"いや、俺もイライラしとって。"



"淳太くん...覚えとるかなぁ?"
そう言ってホワイトボードの前で俺を見るA。



"私な、WESTのみんなには、それぞれ色がついとるって思ってて。淳太くんはそん中でも、みんなをまとめるリーダーで。
イメージカラーの黄色みたいに、キラキラしとんねん..。"



"しげも、のんちゃんも。神ちゃんも、流星も、照史くんも、濱ちゃんも、みーんなそれぞれ色がついとって、ほんまに魅力的やねんな。"

そう呟いてホワイトボードに視線を戻すA。




"...やけど、自分には色がない。やろ?"
俺はAの頭の上にポンと手を置き呟いた。



"...せやねん。私みんなみたいに、うまく自分を表現できんくて。で、今日みたいに相手を困らせてしまうことがあんねん。"
Aは寂しそうに呟いた。

7色と白×淳太→←7色と白×淳太



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 夢小説 , 重岡大毅   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まる | 作成日時:2019年1月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。