11 ページ16
渡「A何飲みたいの？」
『翔太くん！』
自販機の前で何にしようかなと迷っていたところ、後ろから優しく声をかけてきた渡辺
すっとAの横に並んで、自販機へ500円玉を投入し、好きなの押してと指を指す
渡「お兄さんが奢ってあげようと思って」
『本当に？じゃあ、これ！』
渡「はい、どーぞ」
『ありがと翔太くん』
渡辺からペットボトルを受け取り、ちょっと休憩なのと笑うAにじゃあ少しお話ししようと自販機前のベンチへ二人で座る
渡「A、今2LDKの企画で目黒と住んでるでしょ？」
『うん、それがどうしたの？』
渡「あれって、最初俺の予定だったんだよ」
『え？蓮くんと翔太くんが同居？』
渡「違う違うｗAと俺が同居」
まったくもってトンチンカンなAの回答に、思わず吹き出してしまう渡辺
男女が同居という企画の内容は知っているはずなのになんでそうなるんだと思いながらも、優しく訂正をする
『うそ！？じゃあどうして蓮くんになったの？』
渡「新加入の目黒の知名度上げたいってのと、同い年の方がドラマチックってことらしいよ」
『ドラマチックってなにそれｗ』
渡「なんか色々起こりそうってことでしょ」
『う〜ん…、誰と一緒に住んだとしても何かは起こると思うけどなぁ』
渡「目黒とはどんな感じなの」
『蓮くんとは、割と楽しくやってると思う。ふふっ、グラタン作ると喜んでくれるの！家事とかも積極的に手伝ってくれるし、ぁ…蓮くんちょっと部屋を荒らしがちだけどねｗ』
脱いだものそのままポイッてしてあるからいつも拾ってあげてるんだと笑いながら語るAの様子に、
安心感と同時に、もし自分だったらという少しの嫉妬心が芽生えた渡辺
渡「そっか、Aが嫌な思いしてないんだったらよかった」
『うん、楽しいし嫌な思いはしてないよ！でも、翔太くんとだったらどうなってたんだろうね』
渡「うーん、Aのこと楽しませてあげられてたかはわかんないけど、ただ俺だったら部屋は綺麗にしてあげるけどね」
『それは間違いない』
渡「でもやっぱ目黒羨ましいわ」
『ん？』
渡「Aと一緒に住む家、いいなぁと思って」
『そんなにお家が気になるなら、翔太くんも遊びに来ていいよｗ』
無邪気に笑う姿に、きっと自分の意図は正しく伝わっていないんだろうと悟りながらも、今はそれでいいかなとAの頭をぽんぽんと優しく叩く
渡「んー…、まぁ楽しみにしとく」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1647人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - スノスト大好きです最高です更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます寒くなったりしてるので体調崩さないように気を付けてくださいね (2020年2月29日 9時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
粉もん - 修正されてました!ありがとうございました! (2019年7月1日 23時) (レス) id: fba51f7e10 (このIDを非表示/違反報告)
ちよまる(プロフ) - 粉もんさん» コメントありがとうございます。おそらく修正できたと思いますので、また何かありましたら教えていただけると有難いです(*^^*) (2019年7月1日 0時) (レス) id: 5ed79898c7 (このIDを非表示/違反報告)
粉もん - はじめの方の話で時々名前が、りことなるのですがどうすればいいですか? (2019年7月1日 0時) (レス) id: fba51f7e10 (このIDを非表示/違反報告)
粉もん - いつも楽しく読ませて頂いてます! (2019年7月1日 0時) (レス) id: fba51f7e10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちよまる | 作成日時：2019年5月19日 18時
