負けない ページ6
《 JK side 》
むかつく。
…AもAだ。
なんで抵抗しようとしないんだよ。
そういえば俺が何してもスルーだし。年下だからって甘く見てんのか、そうなのか。
高校生の下心なめんなよ。
テヒョニヒョンを引きずりながら悶々と考える。
部屋まで戻ると、ジミニヒョンが大の字になって転がっていた。
「あ、やっときたお前らー。
何してたんだよ、おかげでマリカ自己ベスト更新しちゃったじゃんよー」
何してたんだよ、という割には自慢げに鼻の下を擦っている。
ちょっとムカついたのでテヒョニヒョンをベットに投げ捨ててコントローラーを手に取り、すぐさまジミニヒョンの記録を越してやった。
さらに差を付けてやろうとキャラを選んでいると、ベットに横になったままのテヒョニヒョンに呼ばれた。
画面から目を離さずになんですかと返事だけすると、
「グキってヌナのこと好きなの?」
まさかの予想外の質問が飛び込んできた。
しまった、間違えてピーチ姫にしちゃったじゃん。
俺ピーチ姫苦手なのに。
「え、マジ!?ヌナってAさんのことだろ?」
「ねー、そこんところどーなのよグキちゃーん?」
「そうですけど何か」
「アッ意外とさっぱり」
だって隠したって意味ないし。
それにオトせる自信も……あ、あるし。
「まーじかー、俺もー」
「え、テヒョナも!?俺今まで知らなかったけど!?」
テヒョニヒョンがAが好きなのは薄々勘付いてた。
でも俺の方が絶対好きになったのは早いし、いつも一緒にいるから優位なはず。
ヒョンだからって、譲ったりはしない。
「負けないですけど」
……なんて、らしくないなぁ俺。
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もるもる(プロフ) - マテさん» はじまして!いつも読んでいただけてるなんて嬉しいですー!(´∀`*)ユンギ先生、了解しました!今のところどっちの選択肢も希望してくれてる方がそれぞれいらっしゃるので、同時進行になりそうです…。更新はこの作品よりも遅くなるかもしれませんがご了承ください…! (2016年6月21日 22時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
マテ(プロフ) - はじめまして!いつも読ませてもらってます(^^) ユンギ先生のお話読みたいです! これからもがんばってください! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 698b8f238e (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - リリさん» ご意見ありがとうございます(*^-^*)なんとかテヒョンが報われるようにしたいと思います!笑 予想していたのと違ったらすいません…! (2016年6月20日 17時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - テヒョンのお願いしたいです! (2016年6月20日 9時) (レス) id: 72d18dc23c (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - ててべくさん» うわーありがとうございます(*/ω\*)待っていただけて嬉しいですーー!!! もっと更新早くなるように頑張りますね!! (2016年6月18日 19時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もるもる x他2人 | 作成日時:2016年2月22日 17時