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すんなり ページ33

「バレたもんは仕方がないなぁ〜」

「邪魔するつもりはなかったのよ、ふふ」

「覗いてる時点で邪魔になってるよ」








観葉植物の後ろから旦那様と奥様が笑顔でお顔を覗かせた。
とても可愛らしいとは思うんだけれど、今はそれどころじゃない。








「あ、あのお二人はいつから…」

「えーと、どこだったかしら。二人で抱き合ってたところぐらいからよね。若いって羨ましいわ〜」









ほぼ見られてる!!!

……てことは、き、キスも…。









「も、申し訳ありませんでした!」

「!ど、どうしたんだいAさん」

「…大切なご子息に私なぞが手を出してしまい、」

「何言ってんの違うでしょ、手出したの俺じゃん」

「いえ、違いありません」









坊っちゃまが少し焦っているのが声でわかった。

でも、私のほうが年上だし、雇われている身。

やらかしてしまったのはわかっているし、責任は私がとる。

深く頭を下げていると、頭上から優しく振りかかる声。









「もう、頭を上げてAさん」

「いえ、できません」

「…ふふ、そういうと思ったわ。私もそうだったもの。
懐かしいわね、あなた」









…私“も”?









「そうだなぁ、お前も責任感じすぎて絶対頭上げようとしなかったもんな」

「親子でメイドに惚れるなんてね。血は争えないものねグク」

「「…え?」」








思わず私も顔を上げる。


…笑っているお二人と呆けてる二人。


シュール。









「…ってことは、母さんって元々この家で働いてた?」

「そういうことよ、ふふふ」








びっくりしすぎて言葉が出てこない。

とても品のあって美しい奥様だから、てっきりどこかのお嬢様なんだとばかり…。









「じゃあさ、二人共俺らがくっついても何も言わない?」

「ジョ、ジョングク様何を…」

「はは、言わないどころかAさんなら大歓迎だな」

「だってさ」

「え、はい…」









ということで、ジョングク様と私は付き合うことになりました。




(…あれ、軽すぎない??)

作者から→←甘さと混乱



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もるもる(プロフ) - マテさん» はじまして!いつも読んでいただけてるなんて嬉しいですー!(´∀`*)ユンギ先生、了解しました!今のところどっちの選択肢も希望してくれてる方がそれぞれいらっしゃるので、同時進行になりそうです…。更新はこの作品よりも遅くなるかもしれませんがご了承ください…! (2016年6月21日 22時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
マテ(プロフ) - はじめまして!いつも読ませてもらってます(^^) ユンギ先生のお話読みたいです! これからもがんばってください! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 698b8f238e (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - リリさん» ご意見ありがとうございます(*^-^*)なんとかテヒョンが報われるようにしたいと思います!笑 予想していたのと違ったらすいません…! (2016年6月20日 17時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - テヒョンのお願いしたいです! (2016年6月20日 9時) (レス) id: 72d18dc23c (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - ててべくさん» うわーありがとうございます(*/ω\*)待っていただけて嬉しいですーー!!! もっと更新早くなるように頑張りますね!! (2016年6月18日 19時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もるもる x他2人 | 作成日時:2016年2月22日 17時

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