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テヒョン様 ページ27

「…へー、そんなことがあったんだ」

「はい、だからたぶん…ジョングク様が疲れた様子でいらっしゃるのは、私の変な助言のせいかと」

「そっかー…」







そう言うとなにやら黙りこむテヒョン様。

いつもは四次元でも、やはり一応はジョングク様の先輩だし、後輩を心配しているんだろう。






「ヌナ…」

「はい?」







なんだか少し可愛いなぁとテヒョン様に歩み寄ると、テヒョン様が急に顔を上げた。









「…もしかしてヌナって彼氏とかいたりすんの!?」

「は?」








いや待て、なぜこの流れからそのセリフが出てくる。
やはりこの人は読めない。








「い、いませんけど」

「いない!?よかったーー!」









座った体勢で飛びながら、ソファから乗り出して話すテヒョン様。

今にも転げ落ちそうでヒヤヒヤする。まぁ絵面は面白いんだけれど。


…それにしても、よかったー、って。








「ふふ、どんだけ私に懐いてるんですか」

「…」








すると急にぽかんとした顔になるテヒョン様。

…?









「ヌナ、俺がまさかほんとに懐いてるだけだと思ってる?」

「え、逆にそれ以外何があるんですか?」








私もぽかんとすると、ぶふっと吹き出すテヒョン様。








「ヌナはさ、わざとなの?それとも鈍感なだけ?」

「…?」

「まぁ俺のことはともかく、グキのことはわかってるでしょ??」

「……」

「沈黙はこんていって言うよ」

「…こんていじゃなくて肯定です」

「あれ?ひひ。
ま、いいや。でも、これは覚えといて」









すっと私の手を取り顔をのぞきこまれる。









「俺はヌナが好きなんだよ。ただのグキの家の使用人として、じゃなくて。

一人の女の人として好きだよ」

「……!」








ね?と思いの外近くにテヒョン様特有の四角い口の笑顔が迫っていて、思わず顔をそらす。








「ひひ、ヌナかわい」

「かっ、かわ?「可愛くないです」……え」









声のするほうを見ると、凄くムスッとした坊ちゃまが腕組みしながら立っていた。

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もるもる(プロフ) - マテさん» はじまして!いつも読んでいただけてるなんて嬉しいですー!(´∀`*)ユンギ先生、了解しました!今のところどっちの選択肢も希望してくれてる方がそれぞれいらっしゃるので、同時進行になりそうです…。更新はこの作品よりも遅くなるかもしれませんがご了承ください…! (2016年6月21日 22時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
マテ(プロフ) - はじめまして!いつも読ませてもらってます(^^) ユンギ先生のお話読みたいです! これからもがんばってください! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 698b8f238e (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - リリさん» ご意見ありがとうございます(*^-^*)なんとかテヒョンが報われるようにしたいと思います!笑 予想していたのと違ったらすいません…! (2016年6月20日 17時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - テヒョンのお願いしたいです! (2016年6月20日 9時) (レス) id: 72d18dc23c (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - ててべくさん» うわーありがとうございます(*/ω\*)待っていただけて嬉しいですーー!!! もっと更新早くなるように頑張りますね!! (2016年6月18日 19時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もるもる x他2人 | 作成日時:2016年2月22日 17時

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