なぜここに ページ26
そろそろ坊ちゃまの帰られる頃だろうかと案じていると案の定外から車の排気音が聞こえた。
そしていつもどおり玄関のドアを開けると、そこに坊ちゃまの姿はなく、満面の笑みのテヒョン様が立っていた。
「ヌナやっほ!」
「…テヒョン様?ジョングク様はご一緒ではないのですか?」
「今日グキ日直だから、日誌書くために学校に残ってるよー」
「そうですか。…ではテヒョン様はなぜここに?」
坊ちゃまがいなければここに来てもつまらないだろうに。
「ひひ、ヌナに会いたかったから」
「そうですか…」
暇つぶしなら暇つぶしとはっきり言えばいいのに。
相変わらず異常に私に懐いているようだ。
「とりあえず、客間に行きましょう」
「ほーい」
客間に着き、ソファに飛び込むテヒョン様。
……もしこのソファが壊れたら、真っ先にテヒョン様に請求しにいこう。
私がそう心に決めていると、あ!とテヒョン様が寝転んだまま声を上げた。
「そう、いえばっ!」
そして腹筋の容量で起き上がるとともに、話しだす。
「俺が来たのは、確かにヌナに会うためでもあるんだけど、もう一個聞きたいことがあったんだよねー」
「?なんでしょう」
それがさー、とソファを小刻みにキシキシと揺らしながらテヒョン様は続ける。
「最近グキが、なんでかは知らないけど学校でずっと疲れた顔してんだよねー、だから心配でさ」
「疲れ……あ」
「ん、なんか知ってる?」
知ってるもなにも、私が坊ちゃまを疲れさせている犯人かもしれない。
態度から、なんていきなりはきつかったか…。
そう思って、テヒョン様に、原因であろうここ2,3日前にあったことを話した。
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ついったーはじめました!
まだ全くつぶやいていませんが、これからしていくつもりです…!汗
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もるもる
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もるもる(プロフ) - マテさん» はじまして!いつも読んでいただけてるなんて嬉しいですー!(´∀`*)ユンギ先生、了解しました!今のところどっちの選択肢も希望してくれてる方がそれぞれいらっしゃるので、同時進行になりそうです…。更新はこの作品よりも遅くなるかもしれませんがご了承ください…! (2016年6月21日 22時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
マテ(プロフ) - はじめまして!いつも読ませてもらってます(^^) ユンギ先生のお話読みたいです! これからもがんばってください! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 698b8f238e (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - リリさん» ご意見ありがとうございます(*^-^*)なんとかテヒョンが報われるようにしたいと思います!笑 予想していたのと違ったらすいません…! (2016年6月20日 17時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - テヒョンのお願いしたいです! (2016年6月20日 9時) (レス) id: 72d18dc23c (このIDを非表示/違反報告)
もるもる(プロフ) - ててべくさん» うわーありがとうございます(*/ω\*)待っていただけて嬉しいですーー!!! もっと更新早くなるように頑張りますね!! (2016年6月18日 19時) (レス) id: f5d697a81a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もるもる x他2人 | 作成日時:2016年2月22日 17時