東海オンエア短編集 (ページ11)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:9,374 hit

体育祭―しばゆーページ11

しばゆー×親友

私にはおバカだけど天才の柴田という親友がいる。

こころ「柴田ー。お昼食べよ」

しばゆー「いいよー」

こころ「そう言えばさ、柴田は体育祭何の競技に出るの？」

しばゆー「俺、借り物競争。困ったらお前の物借りるからよろしく」

こころ「なんで、私の物借りる設定で話が進んでるの！笑」

しばゆー「言わなくてもこころなら貸してくれるでしょ？笑」

こころ「まあね笑、絶対1位取ってよね」

しばゆー「あたりめえだろ」

3日後

アナウンス「さぁ、今から体育祭を始めます。皆さん盛り上がって行きましょうー！」

生徒「いぇい！」

しばゆー「いよいよ、体育祭始まったな」

こころ「今年はどの組が優勝するかね」

しばゆー「もちろん、俺達のクラスだろ！」

こころ「柴田が足引っ張らなければいいけどねー笑」

午後の部
アナウンス「只今から午後の部に入ります。借り物競争に出る生徒は入場口に集まってください」

しばゆー「あ、行ってくるわ」

こころ「頑張れよ！柴田！」ハイタッチ

しばゆー「1番取っちゃうからな」

アナウンス「借り物競争が始まります。位置について、よーいスタート！」

こころ「柴田頑張れー！物ならたくさん用意したぞー！」
少しすると、お題の紙を持った柴田が私に近づいてきた。

こころ「バッグから探してくださいな」

しばゆー「バッグなんていらねぇ、ほら、お前行くぞ」

こころ「え？」

しばゆー「早く行くぞ」
そう言って、柴田は私の手を引いて走り始めた

こころ「ちょっと待って、お題はなんなの？え、もしかして、貧乳の人を連れてこいとか、ふざけたお題でしょ！」

しばゆー「違うってば、いいから走って」

こころ「え、変な事で有名になんてなりたくないー！」

しばゆー「あー、もううるせえ！」
いつもへなちょこな柴田が私の足に手をかけて
私の事をお姫さま抱っこした。そしてそのまま1番でゴール

アナウンス「1位は○組の柴田君！女の子を抱えてゴールしてきました！お題は、なんと！好きな人です！」

こころ「は？柴田の好きな人が私！？」

しばゆー「俺はずっと前からこころの事が好きでした。これからは彼女として俺と一緒に馬鹿してください！」

生徒「キャー！わー！」

こころ「え、え、えっと。よろしくお願いします」

しばゆー「え？マジ？」

「「今日からバカップル始めます」」

------------------------------------
2020.2.9
バカップル誕生笑

チョコまん