変わらないで【神威】 (ページ4)

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万事屋。２ページ4

貴女side

神楽は私に飛びつくとぎゅうっと抱きついた。神「会いたかったアル！何処行ってたアルか！！？」
泣きながらそう言う神楽に宥めるようにごめんねと呟いた。
貴『探してるの。今でも。。。』
神「まさか。。あいつアルか。。？」
神楽の表情が一気に曇る。
貴『うん。そのアイツだよ。』
神「。。。。。。」
？「あーよく分かんねぇけど一旦中入んない？」
沈黙を破るようにして入ってきたのは、さっき叫んだ男の人。
貴『。。。誰ですか？』
？「んあ？俺か？坂田銀時。銀さんだよ。ここのオーナーだ。んで、マジで中入ろ？」
貴『分かりました。お邪魔します。』
神「銀ちゃんムードぶち壊しアル！」
銀「ムードブレイカー銀ちゃんです！」
神楽が笑ってる、久しぶりに見たな。笑った顔。ここなら。。。
貴『銀さん、神楽をよろしくお願いします。』
私は銀さんに頭を下げた。
銀「えっ、何だっけ。えーとAちゃんは神楽のこと迎えに来た訳じゃないのね？」
貴『はい。顔を見に来ただけです。』
私は淡々と言葉を出した。悲しい気持ちを隠すように。