変わらないで【神威】 (ページ23)

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吉原。１２ページ23

貴女side

貴『神威はどこ。』

阿「さぁな。」

神「バカ兄貴はどこアルか！？」

貴『そうですか、じゃあ力尽くで答えてもらいます。』

阿「いいねぇ。ドＳな嬢ちゃん、嫌いじゃねぇよ。」

ガガガガガガッッッーー

ドガッ

神「A姉！！」

貴『神楽私の事はいいから自分の事を見て！こいつかなり強い。』

私の傘を２本出させた上にここまで苦戦させるコイツは相当な手練だ。

ガゴォォォォォッッッ

阿「おっと手元が空いてるぜ。嬢ちゃんよぉ」

貴『かっ。。はっ。。』

神「A姉！この。。」

ゴォォォンッッッ

貴『神楽！！』

ドガッッッッーードゴッ

『うぐっっ。。』

阿「嬢ちゃんよぉよそ見してたら勝てねーぜ？」

新「神楽ちゃん！Aさん！！」

神「うぉぉぉぉぉっ！！」

ドガァァァッッッッーー

阿「このガキ。。」

神「っ。。私は自分の戦場は自分で決める。血ではなく魂で。」

ズガァァァンッッッ

貴『よそ見してたら勝てませんよ？私と神楽と新八くんには。』

阿「お前らはただ血と争っているように見えるがな。」

貴『確かに私達は戦闘民族。だけど、その強さを殺すだけに使うなんてバカな事はしません。誰かを守るために使う。』

阿「上等だ。嬢ちゃんかかってきやがれ。」

「だがな、人ばっか守ってると自分が足元すくわれる。こんな風にな。」

ガガガガガガッッッーー

神「。。っうがぁっっ！！」

貴『！？かっ。。ぐら。。』

『神楽っ！！！』

やだ。神楽やだ。お願い。だめ足動かない。動け動け動け動け動け動け

ドスッッッ！！

新「神楽ちゃんを放せぇぇぇぇっ！！」

「今のは良かったぜ。坊主。殺す気満々だった。だが、残念。左腕はもうありゃしねーよ」

神「新八ぃぃぃぃ！！」

貴『新八くん！！』

殺さなきゃ。アイツを早く。。倒さなきゃ。じゃなきゃ、みんな殺されちゃう。