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「好きな人ができたから…ごめん。別れてほしいんだ」

頭の片隅で、すこし前から
なんとなく想像はついてた。
あー、私、ふられるんだなぁ…って。
でも、思ってたよりもショックは少なくて、

「うん、分かった。」

冷静に受け入れてる自分がいた。

「お前ってさ、なに考えてるか分かんねー」

最後に彼が残しっていった言葉。

ただ、表現するのが苦手なだけで。
ただ、思ってることを伝えられないだけで。
ただ、自分が臆病なだけ。

十分、自分でも分かってる。

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作者名:てぃあぎゅ | 作成日時:2014年11月23日 17時

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