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知ってたのになぁって笑って気を使う櫻井さん
「でも、櫻井さんのことも大好きです」
翔「あのね、それ傷つくから笑」
「ふふ、あ、大野さんが来る時間だ」
たたっと玄関へ行ってドアを開けると大野さんが突っ立っていた
智「うぉ、びっくらこいた笑」
「なんです、その言い方？笑、櫻井さん来てますよ」
そう言うと目をキラキラさせて中へちょこちょこ入って行く
翔「智くーん、俺振られちったぁ、」
智「告白したの？俺のとこにおいで？」
翔「うんっ！」
出たよ、茶番、よっさすが！って言うと照れたようにやめるこの人たち
翔「じゃあ、帰るわ…」
「ケーキ、ありがとうございました」
智「ばいばい！しょーちゃん！」
翔「はいはい、じゃあね」
そう言って櫻井さんは帰っていった
智「告白、されたの？」
ちょっとびっくり
「…はい、」
智「似てるね、」
何が？って聞きたかったけど大野さんは遠くを見つめていた
智「おいらたちは結局諦めきれないんだよね」
もう、違います
そう言いたかったけれど言えなかった
「大野さん、まだ好きなんですか？」
大野さんはへへって笑ってこくんと頷く
私は大野さんが好きです
と言えたらどれだけこの気持ちに区切りがつくのかな
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作者名：Mii
| 作成日時：2015年1月18日 10時
