悪いのは ページ10
「う、うえっ、」
潤「何その泣き方…」
そう言って、あーはいはい、よしよしって私の頭をぽんぽんとあやすように撫でてくれて
私のことを覗き込むように涙を拭き取ってる
ちょっと曲がってる親指で
潤「その涙は何？嫌な涙？」
「そんなわけ、ないっー…うー！もう見るな！」
潤「馬鹿、見せろ」
「ひいっ」
そう言って大差ない身長差なのに、顔をぐいって前に向けられて
彼の両手に私の顔が包まれて
ずっと大好きな彼が目の前でふって笑ってる
その顔、一番見たかった顔だ
「潤…？」
潤「ん？」
「…好きだよ、潤が好き」
潤「めんどくさそうにいつもしてるくせに？笑」
「そっちだって」
そう言うとまた潤がくふって笑った
潤「好きになったお前が悪いし好きになった俺も悪い」
「何それ」
潤「覚悟しとけよってこと」
そう言って私の頬をするり、と撫でて
私の唇に
「キスなんてさせないよ？」
人差し指で彼の唇をぴたり、と静止させた
キスなんてさせるものか
潤「おま、！なんで寸止め食らわなきゃなんねえの！」
「ふふふ、」
ふざけるな、と腕を掴まれて静止させた指も外された
こうなると思った
「ん、」
私の方がキスしたかったんだから
そう思いながら唇で唇に触れて
そっと顔を見てみると驚いたと同時に真っ赤になってる潤がいて
そっと顔を離せば、馬鹿と今までで一番優しい声の侮辱を聞いて次は彼からキスを落とされた
ピンチはチャンスの意味が
今ならなんとなくわかるかもしれないな、と頭の片隅で思った
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Mii(プロフ) - はるなさん» タイミングがあったらやってみます！ (2017年8月16日 17時) (
レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 潤くんカップルと翔くんカップルの4人の会話？もみたいです！ (2017年8月13日 17時) (レス) id: 379ad15752 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - りーさん» リーさんありがとうございます！ (2017年7月30日 15時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
りー - かっこいい！潤くん！キュンキュンしました！ (2017年7月30日 11時) (レス) id: 2a50b7073d (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - twiceさん» twiceさんありがとうございます！好きですよ〜 (2017年7月29日 14時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mii
| 作成日時：2017年7月27日 19時
