小皿 ページ9
いつも、家に呼ぶ時はドキドキする
でも、今日はなんか増してドキドキしてる
あー！本当にどうしよう！
何か一品作って置いて、お菓子とかおつまみもあるし、ビールもある、酒もある
メイクは？！ああさっき確認したわ
なんでこんないつもテンパってないのに！
きゃー！って叫び声あげそうになった瞬間、ぴんぽん、と音が鳴った
「うえっ、…じゃない、出なきゃ」
なんで吐きそうになってんのよ
はーいっていつもを装ってドアを開けると仕事してるときとは違う前髪を下ろした髪型
私はこの髪型に弱い
気を許してくれている気がして嬉しくなる
潤「お邪魔しまーす」
「いつものことでしょ、…って何その紙袋」
そんなことを言いながらリビングのソファーによいしょって腰をかけて
濃い色の渋い模様があしらわれてる紙袋を私の前に置いた
潤「これ、小皿」
「小皿？」
潤「そ、小皿ないって言ってたじゃん、ふたつもないよって」
「そんな、私、潤以外家にあげないし…そのお皿無駄になるよ？彼氏いるわけでもないし」
そう言うとはあ？って潤がこっちを見た
え、何が言いたいの
紙袋の中には確かにそれっぽい箱が入ってて、また潤を見たらきり、とした目でこちらを見てた
…私何かまずいことした？
潤「彼氏とこの皿で食うわけ？」
「だからいないし！」
そんなことで怒る？！って彼の顔を見てまた紙袋の中を見た
たしかにふたつ箱がある
潤「じゃ、俺とお前のここに置くね、それ以外の人に使わせたら怒る」
「な、…彼氏作る気なんてな、」
だから！って私の言葉を遮った
耳を赤くさせた潤が私のことをまたきり、と見つめた
潤「俺が彼氏になっちゃだめですか」
そう言って私のことを見つめてる彼
彼の大きな瞳には私の顔がちゃんと映ってるのを
なんで今まで気が付かなかったんだろう
こんなに近くにいたのに
潤「好きだよ、A」
そう言って微笑む彼が私の涙でじわりと滲んだ
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Mii(プロフ) - はるなさん» タイミングがあったらやってみます！ (2017年8月16日 17時) (
レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 潤くんカップルと翔くんカップルの4人の会話？もみたいです！ (2017年8月13日 17時) (レス) id: 379ad15752 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - りーさん» リーさんありがとうございます！ (2017年7月30日 15時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
りー - かっこいい！潤くん！キュンキュンしました！ (2017年7月30日 11時) (レス) id: 2a50b7073d (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - twiceさん» twiceさんありがとうございます！好きですよ〜 (2017年7月29日 14時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mii
| 作成日時：2017年7月27日 19時
