ふたつ Jun side ページ20
紙袋を持って彼女の家の前
したことないけど、プロポーズする気分
友人のサプライズのプロポーズの手伝いのときの感覚に少し似てる
なんとなく感覚で選んだペアの小皿
古臭いけどこれでふたりでやっていけないかな
そんなことA次第だし何とも言えないけど
多少は賭けてみたくなった
俺とAの気持ちが一緒なのを
ふう、と息をひとつ吐いて、チャイムを鳴らすと、いつも俺が見てるAがドアを開けた
いつもより少しかわいく見えてどぎまぎする
潤「お邪魔しまーす」
いつも来るでしょ？なんて首を傾げたら俺の手元にある紙袋に気がついた
「って何その紙袋」
とりあえずリビングのソファーによいしょって腰をかけて
紙袋を彼女の目の前に置いた
潤「これ、小皿」
「小皿？」
なんで急に？ってまた不思議そうな顔をする
潤「そ、小皿ないって言ってたじゃん、ふたつもないよって」
「そんな、私、潤以外家にあげないし…そのお皿無駄になるよ？彼氏いるわけでもないし」
何こいつ、ってはあ？と声が出た
俺とっていう選択肢はない？
少しカチン、ときて少し睨んだら悪いことした？って少しビビってる
潤「彼氏とこの皿で食うわけ？」
「だからいないし！」
そんなことで怒るの？と逆ギレ感満載な顔でもまた紙袋の中を見た
ああ、もういいや
潤「じゃ、俺とお前のここに置くね、それ以外の人に使わせたら怒る」
「な、…彼氏作る気なんてな、」
潤「だから！」
本当に恥ずかしい
でも、
そうやって少し鈍感な感じも好きなのわかってよ
恥ずかしいのを我慢しても
君のそばにいたくなる
潤「俺が彼氏になっちゃだめですか」
そう言うとぽかん、とした表情で俺を見つめた
その顔は信じられないという顔もあったけど
Aの瞳が少し潤んで、今までに見たことのない顔をした
潤「好きだよ、A」
ずっとずっと言いたかった
涙を少し流して、微笑んで、ああもう俺のものだってやっと思えた
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Mii(プロフ) - はるなさん» タイミングがあったらやってみます！ (2017年8月16日 17時) (
レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 潤くんカップルと翔くんカップルの4人の会話？もみたいです！ (2017年8月13日 17時) (レス) id: 379ad15752 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - りーさん» リーさんありがとうございます！ (2017年7月30日 15時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
りー - かっこいい！潤くん！キュンキュンしました！ (2017年7月30日 11時) (レス) id: 2a50b7073d (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - twiceさん» twiceさんありがとうございます！好きですよ〜 (2017年7月29日 14時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mii
| 作成日時：2017年7月27日 19時
