興味ある ページ31
和「Aさんさあ、早く座りなさいよ、ほら」
「はあ、」
翔「…どちら様？」
ビビってる私と余裕ぶっこいてるあいつと低い声の先輩
「あ、えっと…なんか仲良くなった…食堂の人、二宮くん、です…」
翔「…どうも、彼女がお世話になってます、櫻井です」
にこってしたけど目が笑ってない
何に怒ってるの先輩！ってなるくらいひやってする
和「どうも、お友達の二宮です」
翔「はあ…で、パグ、ちょっとこい」
白「え？俺？！…いいけど」
ちょいちょいって部室の外に呼び出されてぴしゃりと静かにドアが閉まった
りょーちゃんはちょっと苦笑いしていて
塩田くんはえ？！何？！まあいいか！みたいな顔してる
二宮くんを見たらばちっと目が合った
和「あの人が先輩？」
「そうですけど、何か」
和「かっこいいね」
「当たり前のことを言わないでください…」
そう言ったらキモと言われた、知ってるわ！そんなこと！
和「まあでも溺愛してるね」
「…私が先輩のこと大好きなんで」
その言葉とともに二宮くんがずずっとお茶をすすった
茶「そうだ、お茶いる？」
「あ、お願いします」
二宮くんがこと、と机にお茶を置いた
和「あんたじゃなくて、先輩」
「え？」
塩「あ、それわかる！」
塩田くんが人差し指で二宮くんのことを指した
そんなに？先輩が？
和「…まあその好きがどんだけ続くかなんて興味無いけど」
「…そうでしょうね」
二宮くんがふふっと笑った
り「あ、俺バイトだから抜けます」
りょーちゃんがすっと立った野を見て二宮くんも立った
和「じゃあ俺も…っと」
茶「あら、また来てね」
和「はい、ぜひ」
目を合わせまい、と下を向いたらしたからひょいと覗かれた
「わっ」
和「電話番号登録しておいてね？」
「…先輩に許可貰えたら」
和「え、それ絶対無理じゃん笑」
今度はケラケラ笑って、がら、とドアを開けた
和「じゃあ、…ね」
「…はあ」
ああ！って思い出した顔をした
和「俺、あなたの好きが続くかは興味あるからね」
「…？それってどういう意味ですか」
和「馬鹿にはわからなかったね笑」
「最低」
ぴたん、とドアが閉まって固まったりょーちゃんもやべ！って騒がしく出て行った
塩「やっべー笑」
茶「なかなかやるわね」
「え？何の話ですか」
塩「それは言えないっす」
やっぱりもやもやはまだここにいる、と胸をぎゅと抑えた
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こあら子(プロフ) - Miiさん！遅くに失礼します。お久しぶりです！電車の彼や、短編シリーズでよくコメントさせてもらっていたものです。半年ぐらいの間、サイトに来ていなかったのですがずっとMiiさんの小説がよみたいと思ってました！またコメ欄にお邪魔でき嬉しいです。続き楽しみです (2016年3月21日 0時) (
レス) id: c57e401781 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - まぁさん» そうなんですよね、鍵をつけてやろうか悩んでます、ありがとうございます、前向きに考えますね (2016年1月22日 23時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - はじめまして！いつもキュンキュンしながら読ませていただいてます！青い鳥アプリは危険でもありますし…私的には賛成なのですが…。これからも更新待ってます！ (2016年1月22日 20時) (レス) id: 5178e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - はまなさん» ありがとうございます！ (2016年1月9日 18時) (レス) id: 1b4a46f467 (このIDを非表示/違反報告)
はまな - 読ませていただきました！面白いですね。更新待ってますo(^▽^)o (2016年1月9日 17時) (レス) id: ba6699d527 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mii
| 作成日時：2015年12月23日 20時
