朝のコーヒー ページ8
んん、眠い
ぱちり、と目を開けると天井
見たことない天井…、そっか、私泊まったんだ
アイドルさんのお部屋で
正確に言えば某事務所の超国民的人気アイドル5人組の1人
私とんでもないことしてる気がするけど、それは昨日も同じで
私が来ている彼に貸してもらったスウェットからほんのりタバコの匂いがした
そういえば、昨日タバコ吸ってなかったなあ、もしかして気を使ってくれたのかな、
そう思っていたらなんか横が窮屈なのに気がついた
毛布にくるまってもこもこしていて、そっと毛布をとると綺麗でかわいい寝顔
ああ、そっか、って毛布を元の位置に戻した
ん？綺麗でかわいい寝顔？
もう一度とるとぱちぱち、と瞬きをした彼
和也「おはよ？白うさちゃん」
「…おはようございます……」
なんでここにいるのかわからないけど
くふふ、と笑った二宮さん
和也「コーヒー飲む？」
「あ、…はい」
そう言うとよいしょ、と立ち上がって台所に行く猫背を見ながらちょっとどきどきした
和也「顔洗いたいなら女性用もあるし、歯ブラシも新品のストックしてあるから自由に使って」
「ありがとうございます」
でも、なんとなくわかったけど、女の人に慣れてるんだなって
胸がチクリと痛む
まあ、そうだよね、華やかな世界は違う…か
てかなんでチクリって痛むのよ、馬鹿
どん、と胸を叩いたらうぐっ、ってなってそのまま洗面所を出た
和也「コーヒー、できたよ」
「あ、はい」
寝癖をつけたままの彼はふんわり笑ってはい、とマグカップを出した
温かいカップには美味しそうなコーヒーの香りがして
すう、と吸い込むと体中がほっこりする
「おいし、」
和也「これ、相葉さんから貰ったの、オススメだって無理矢理押し付けられたんだけどね？笑」
「ふふ、仲いいんですね？」
和也「それ、彼に言ったら調子乗るわ、笑」
この人がいると自然に笑える
そう確信したのは今朝だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 933人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mii(プロフ) - サラさん» 初めまして。そう言っていただけると嬉しいです (2015年8月31日 23時) (
レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - Miiさん、初めまして。このお話すごく好きです！優しくて意地悪な二宮さんに、きゅんきゅんします。続き楽しみにしてます♪ (2015年8月31日 17時) (レス) id: d23062f07c (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - 彩香さん» ありがとうございます！嬉しいです涙、これからもよろしくお願いいたします (2015年8月29日 13時) (レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 今回、初めて読ませて頂きました！すっごくこのストーリー私は大好きです！更新されるのを楽しみに待ってます！ (2015年8月29日 1時) (レス) id: 794eedbd38 (このIDを非表示/違反報告)
Mii(プロフ) - こなりさん» いつも温かいコメントありがとうございます、無理せずマイペースにやっていきますので、読む方も焦らず読んでいってください笑、これからもよろしくお願いいたします！ (2015年8月27日 1時) (レス) id: becef9bc4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Mii
| 作成日時：2015年8月25日 0時
