それ私のスカート！！② (ページ3)

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『「えー！好きな人？！」』

若「あんま大っきい声で言わないでよ」

東「緊張すると'るるるる'って言っちゃうから」

みんなでワイワイ話していると、のぶお達がやってきた
なんと若林くんが朝スマホを届けた女の子のこと
好きになっちゃったみたい

でも女の子の気持ちが全然わからないらしく
のぶおが若林くんをプロデュースするのを手伝ってほしいって

原「どうよ？プロデュース」

今「服とか買いに行くの？じゃあ美味しい食べ物屋さんとか行きたい！」

『行きたい！』

原「よーし！やるわよアンタ達！コイツ女の子の気持ちわかんないらしいからガツンと教えてやってちょうだい！」

「『はーい！』」

東「すっげえ楽しそうじゃん」

若林くんが恋かあ…
なんだか意外でニマニマしちゃう

原「一宮はこの中で１番恋する女の子の気持ち分かるでしょ！」

『えっ』

堀「A、東条といる時が１番可愛いからね」

川「服もどんどん東条好みになっていってるし」

『いや…今わたしのこといいから本当に…』

原「あら、アンタ好きな男の趣味に合わせるタイプなの？」

『今いいです本当に、食べるのに忙しいんで』

原「カップル揃って菓子パンなの？！ほら、私のおいなり飲みな」

『おいなりって飲み物なの？いらない』

ここぞとばかりにいじろうとしてくるから
話を必死で逸らした、なんで正義の前でこんな話…
しかもめっちゃ正義ニヤニヤしてるし

東「メロンパン食った？口の周りついてる」

『うそ、まじか』

東「相変わらず食べんの下手だなー」

原「てかアンタ達さ、どこまでやってんの？」

田「ちょっと原田先生…」

食事中だぞ何言ってんだ
みんなも興味あるみたいな顔してくる

東「どこまでって何が」

原「東条と一宮よ。キスはしてんでしょ？それからは？！」

東「言わない」

原「あ、これしてるな。しかも結構頻繁にしてんな」

若林くんのピュアな恋愛話だったのに
なんでこんな話になったの…
わたしが１番恥ずかしい思いしてるって何だ

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