それ私のスカート！！② (ページ17)

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大「彼の顔を私に近づけました」

原「はい、大鳥御苦労。素晴らしかったです」

授業参観の日、
何人か見にきてる人がいる

お父さんに置き手紙をしたら罰印だけ返ってきて
分かってたことだけどちょっと残念

のぶおの現代文と萌ちゃんの世界史が
授業参観の科目だけど今日は萌ちゃん休みみたい

川「いなくてよかったね」

東「のぶおの授業とか絶対見られたくないし…まあ次は里見先生だからまだマシだけど」

川「確かに」

正義のお母さんも来てないらしい
次の授業何するんだろう

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原「こいつの朗読でお前らは涙するだろう……牛久保！！」

牛「なんだかKの胸に一物があってー」

東「何で２連続でのぶおなんだよ…」

『里見先生、今日休みだよ』

東「はああ……」

項垂れる正義の視線の先を見ると
何度か会ったことがある正義のお母さんの姿が

すっごい笑顔で手を振ってくれるから
軽く頭を下げる

原「はい、今日はここまで。おつかレインボー」

田「では保護者の皆さんこちらへどうぞ」

『意外と見に来るもんなんだね～』

若「思ってたより多かったね」

『ね～！若林くんのお母さんは来てたの？』

若「来てない。説明会は参加したみたいだけど」

太「２人で話してるとまた東条がヤキモチ焼くよ？(笑)」

『若林くん取られて寂しいんだって』

若「いや絶対違う」

授業が終わって正義の席に遊びに来た若林くん

若林くんが来たのに正義はお母さんに呼ばれて
廊下に出ちゃったから２人で話していると
茉莉が茶化してくる

『なんかね、まだ拗ねてんの。全然目合わせてくれない』

若「ええ～…なんかごめん」

『いやいや……まあその内機嫌治ると思うし…』

若「そこら辺適当だね」

『あ、帰ってきた』

むすっとした顔で帰ってきた正義
その様子が可愛くて笑ってると目が合って
さらに機嫌が悪そうな顔になる

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