クソ幼馴染みの同行５ ページ19
「皆さんようこそいらっしゃいました！」
バスを降りると、大きなドームのゲート前に今回のレスキュー訓練を担当してくれる、スペースヒーロー「13号」が出迎えてくれた。
「まずはどうぞ中に入って下さい」
13号先生に促され、ゾロゾロとみんなが中へ入って行く。
そんな中、私は相澤先生へ駆け寄った。
「先生すみません、あの……ちょっとお腹が痛くて……お手洗い行ってきてもいいですか？」
「あァそりゃあいいが……遠いぞ」
「え……」
先生の視線がゲートに向く。しかしそれらしきものは見えない。
え？そんなに？
「場所で言うと、このゲートのちょうど真下くらいにある」
「地下なんですか……！！」
てっきり外にあるのかと！
「……ここの設備の都合上な。場所的にそこが一番安全だったからよ」
「そうなんですか。遠いって事はかなり下にあるって事ですよね？」
「あァ」
「……ではすぐ戻れなさそうなので、先に授業始めてて下さい……その方が合理的です」
「出来る限り待つが……分かった。爆豪にもそう伝えておくか？」
「えっ！な！？何で先生がかっ……爆豪くんに！」
「隠そうとすんな面倒くせェ。見てれば分かる。それにアレだろ、家庭訪問で言ってた“かつきくん”ってのは爆豪の事だろう？」
「……！！」
カッと顔が熱くなる。
そうだったよ！先生の前でお母さんってば何回も名前言ってたし、私もかっちゃんって呼んでた。
…………めっさ恥ずかしい！！
「ま、爆豪もお前が視界にいねェと落ち着かないだろうしな。さすがにあいつもトイレまで迎えに来ねーとは思うが、早く戻れよ」
「……はぃ」
小さく返事をする。恥ずかしくて先生の顔を見れなかったけど、多分笑ってた。
ーーーそしてこの時の私は、全く予想もしなかったんだ。
まさかこんなにも早く、
自分の個性と、過去と、
戦う事になるなんてーーー
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Yuki(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！かっちゃんはやればできちゃう料理男子です笑主人公の胃袋をガッチリ掴んでます！また新しく続編を作りましたので、そちらもよろしくお願いします(*^^*) (2016年6月25日 14時) (
レス) id: b5e1978a20 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 休日編キターーーー！！！かっちゃんーーーー！！！実は料理男子なの！？･･･スープ飲みたいな･･･騒ぎましたねすみません、続き楽しみです！！ (2016年6月24日 0時) (レス) id: 088ecfe5cf (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - すずぅさん» コメントありがとうございます！かっちゃん最初めっちゃ嫌な子でしたもんね笑好きになるキッカケになれて凄く嬉しいです！(*^^*)更新頑張りますので、今後ともよろしくお願いします！ (2016年6月20日 15時) (レス) id: b5e1978a20 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！やっと幼馴染みの関係から変化を起こすきっかけが作れました！クレープ組の活躍に私も期待したい所です笑 (2016年6月20日 15時) (レス) id: b5e1978a20 (このIDを非表示/違反報告)
すずぅ(プロフ) - 最初は苦手だった爆豪もこの小説のおかげでヤバイほど好きになった。最高です…！！！応援してますっ (2016年6月20日 2時) (レス) id: 66e540a67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2016年6月1日 12時
