クソ幼馴染みの憧れ６ ページ11
結局、切島くんという赤い髪をした男の子も校門で合流して、７人で駅前の人気のクレープ屋さんへ行く事となった。
かっちゃんは切島くんに宥められながら、私の隣でずっと不機嫌だったけど、みんなは一切気にせず、楽しそうに話していた。
「あ、Aちゃんはチーズケーキのヤツにしたのー！？それも美味しそうだったもんね！」
「芦戸さんはチョコアイス乗ったのにしたんだね、美味しそう！」
頼んだクレープを受け取って、クレープ屋さんのすぐ前にある、テーブル席に座った。四人ずつしか座れない為、必然的に男女で分かれて座った。
「もうっ、三奈でいいよ！ちょっと食べるー？
」
「え、あ、ありがとう！私のも良かったら……三奈ちゃん」
「ひゃー！Aちゃん可愛いね！爆豪にはもったいない！」
「それなー、あんな爆ギレ野郎と一緒にいて疲れないのー？」
「オイ！聞こえてんぞ、クソ耳女！！」
隣のテーブル席でかっちゃんがキレる。まぁまぁと切島くんと上鳴くんが止めるが、こっちに突っ込んで来そうな勢いではある。
「あ、はは。……全然疲れたりしないよ。かっちゃん、優しいし」
「「「……えっ！」」」
私の発言が信じられなかったらしい、かっちゃんを除く全員が私へ視線を一斉に向けた。(葉隠さんに関しては何となく)
「爆豪が優しいとか俺想像できねェ」
「おい、ふざけんな殺すぞ」
「まぁ、でもまだ実際会って３日目だしな」
「でも優しさの片鱗も見えないのは、問題あると思うけど」
「クソ耳女、覚悟はいいかよォ！」
かっちゃんがイジられてる！！
こんなかっちゃん初めて見たかも。雄英、やっぱり凄い。
「ねぇ！それよりライン交換しようよ！またこうやって遊びたいし、ご飯も食べたい！」
かっちゃんの叫びを完全に無視した葉隠さんが、携帯を出して提案してくれる。
「いいな、それ！ついでにこのメンツでグループラインも作っちまおうぜ！」
「へぇ、上鳴にしてはナイスアイディアじゃん」
「耳郎は俺をなんだと思ってるんだよ」
「あ、じゃあ俺、爆豪と佐藤さん以外のライン知ってるし、グループ作るわ」
「お、任せた切島！」
気を利かせた切島くんが、素早くグループを立ち上げてくれた。既に葉隠さんとラインを交換した私は、そのグループの招待が表示された。
「爆豪、ライン教えてくれよ！」
「ハッ！教えねェし、俺はンなクソグループ入らねェ！お前も入んなよ、A！」
グループ参加を押そうとした所で言われ、手が止まる。
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Yuki(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！かっちゃんはやればできちゃう料理男子です笑主人公の胃袋をガッチリ掴んでます！また新しく続編を作りましたので、そちらもよろしくお願いします(*^^*) (2016年6月25日 14時) (
レス) id: b5e1978a20 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 休日編キターーーー！！！かっちゃんーーーー！！！実は料理男子なの！？･･･スープ飲みたいな･･･騒ぎましたねすみません、続き楽しみです！！ (2016年6月24日 0時) (レス) id: 088ecfe5cf (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - すずぅさん» コメントありがとうございます！かっちゃん最初めっちゃ嫌な子でしたもんね笑好きになるキッカケになれて凄く嬉しいです！(*^^*)更新頑張りますので、今後ともよろしくお願いします！ (2016年6月20日 15時) (レス) id: b5e1978a20 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！やっと幼馴染みの関係から変化を起こすきっかけが作れました！クレープ組の活躍に私も期待したい所です笑 (2016年6月20日 15時) (レス) id: b5e1978a20 (このIDを非表示/違反報告)
すずぅ(プロフ) - 最初は苦手だった爆豪もこの小説のおかげでヤバイほど好きになった。最高です…！！！応援してますっ (2016年6月20日 2時) (レス) id: 66e540a67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2016年6月1日 12時
