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*菜愛side




そこまでお人好しならいつか足元をすくわれる。
今までならそう思っていたのに。

炭治郎ならその優しさで救ってくれる。
決して足元をすくわれることはないと思う。

理由はないけれどそう確信がある。
これが「信頼してる」ってことなのかな…。





少し遠くから刀鍛冶と
手を取り合う炭治郎を見て微笑んだ。

人の急所、首に一撃を入れた炭治郎は尻もちをつく。
ガラリと音を立てて縁壱零式は壊れた。






『アイツに見合う刀を頼んだよ__蛍』


蛍「任せとけ。…で?菜愛。結婚する予定は?」


『あるわけないだろう。なんだいきなり』


蛍「ふん、ならいいんだ」






5日ぶりに再開した蛍は
何故か筋骨隆々となっていた。

人も周りで筋肉を自慢するように
変な踊りを一周した後、蛍は炭治郎の元へ行った。

あの変な踊りは一体全体なんだったのか?
それはいくら考えてもよく分からなかった。





蛍「話は聞かせてもらった…あとは任せろ」((ゴォォ


炭/小「「何を任せるの?!」」


『ブフォッ)).十中八九、その刀を研ぐのだろう』


炭治「菜愛?!…あの絡繰人形は?!」


『ぶっ壊したぞ』





お疲れ様、と預かった握り飯と玉露を渡した。
炭治郎は何故か涙を流しながら飯を食った。

蛍はいつの間にか消えていて、
いつの間にか代わりに鐵穴森さんがいた。





『おや、鋼蔵さん。いつの間に』


鋼蔵「こんにちは、
ところで時透様を見てませんか?」


『無一郎ならさっき森を降りたはずだよ』


鋼蔵「ありがとうございます。
炭治郎君、鋼鐵塚さんを許してやってくださいね」





あっ、こいつ蛍の秘密をばらしに来たな。

下って言った者と登って来た者がすれ違わないのは
おかしいんだ。

だってこの山の上り下りできる道は1つなんだ。

意外と策士なんだなと思いながら、
蛍が去っていった方向を見た。






鋼蔵「鋼鐵塚さんは山篭りで修行してたんですよ。
君を死なせないようもっと強い刀を作るために」





あの人は素直じゃないんですよ、と笑った。
その後、どこかへ鋼蔵さんは消えていった。

刀鍛冶の人はやたらとどこかへ消える。
まるで天狗のようだと思いながら宿へ帰った。






髭切「おや、おかえり。彼氏かい?」((ゴォォ


膝丸「ほう?朝早くから遊んでいたのか?」((ゴォォ





お前らは過保護な親か、と突っ込みたい。

無論。後ろで彼氏に勘違いされた炭治郎は
2人の笑顔の殺気にオロオロしている。

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彼岸(プロフ) - ありがとうございます!そう言って頂けるととても嬉しいです! (2020年12月2日 12時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - テスト頑張ってくださいね!更新は急がなくて大丈夫ですよ!お身体大事になさって下さい!更新は気長にゆっくり待ってます! (2020年12月2日 11時) (レス) id: 94f806d9d0 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - すみません、意図は無いです。更新間違えしました! (2020年11月27日 18時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)
萌 李 。(プロフ) - 話数が160から163になっていますよ!何か意図があるなら申し訳ないです。いつも楽しく読ませていただいてます!続き楽しみにしています! (2020年11月27日 16時) (レス) id: 4efc2c34fa (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 原作全てをもって終了させていただく予定です。長くなると思いますが、お付き合い下さい。 (2020年11月24日 9時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サエル=クレメンス | 作成日時:2020年11月23日 19時

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