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*菜愛side
上弦ノ肆の分裂鬼を倒した。
今の私は恐らく最も力を持っている状態だ。
今ならたぶんある程度の鬼は殺せる。
「__!!__!!」
「_!!!!_______!!!!」
声が聞こえる。宿の方からだ。
まだ炭治郎達は宿にいる鬼を倒していないのか。
無情と戦っていて気付かぬうちに遠くへ来ていた。
急いで戻れば宿は大破していた。
炭治「っ……やめろーーーー!!!!!!!!」
__!!。炭治郎!!!!
声からして状況はいい方向にない。
急いでそちらの方に向かう途中、
何かが空に飛び上がった。
目を凝らせば天狗の葉のようなものを持った鬼。
『(天狗の羽団扇と言えば…)』
宗近《厄を払うという大風を吹かせるものだな》
『(という事は風が能力かな)』
宗近《その可能性が高かろうな…急いだ方が良い》
足に神経を集中させる。
善逸のように霹靂一閃はできないが、
それでも速く速くあそこへ行く必要がある。
足に血を貯めろ。酸素を回せ。
もっともっと体を熱くしろ。心を燃やせ。
兎のように高く、速く跳躍した。
天狗鬼はまだ私の存在に気づいていない。
ならば尚良。気づいているのならば推し通る。
夜は私の庭でもある。
今宵は三日月。______私たちの世界だ。
天狗「楽しそうだのう。儂も仲間に入れてくれ!!!!」
炭治「ッッ!!!!。(まず__)」
『ねぇ、私も仲間に入れてよ__絶』
天狗「!!!!。はっはっは。羽団扇を斬るか!!
これは面白い!!!!さては貴様柱だな」
真っ二つに斬ったけれどそれでも防ぎきれなかった。
結果として攻撃をくらった場所に重力が降りかかる。
酷く重い力だ。身体中の骨がひしゃげる。
これを全身でまともに喰らえば死ぬだろうなぁ。
炭治「菜愛!!!!」
『この馬鹿天狗は私が殺る。そっちを頼んだ』
天狗「はっはっは。馬鹿とは陽気なものよ!!!!」
可楽、と名乗った天狗鬼はすぐに団扇を直した。
なんかさ、扇とか団扇とか持ってる奴と
当たること多くね?。←
いや、別に鬼に好みもクソもないんだけどさ。
『勝負と行こうか』
可楽「良い良い!!!!建物ごと吹き飛ばそうか!!!!」
『命の呼吸・焔ノ舞_神・炎炎ノ花火・火柱」
鯰尾《はーい!!!!またお呼びですね!!!!》
骨喰《承知した》
一期《お任せ下さい》
『骨の髄まで焼き尽くせ、
鯰尾藤四郎。骨喰藤四郎。一期一振』
自然現象って面白いよね?
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彼岸(プロフ) - ありがとうございます!そう言って頂けるととても嬉しいです! (2020年12月2日 12時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - テスト頑張ってくださいね!更新は急がなくて大丈夫ですよ!お身体大事になさって下さい!更新は気長にゆっくり待ってます! (2020年12月2日 11時) (レス) id: 94f806d9d0 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - すみません、意図は無いです。更新間違えしました! (2020年11月27日 18時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)
萌 李 。(プロフ) - 話数が160から163になっていますよ!何か意図があるなら申し訳ないです。いつも楽しく読ませていただいてます!続き楽しみにしています! (2020年11月27日 16時) (レス) id: 4efc2c34fa (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 原作全てをもって終了させていただく予定です。長くなると思いますが、お付き合い下さい。 (2020年11月24日 9時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サエル=クレメンス | 作成日時:2020年11月23日 19時