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*菜愛side
和気
隠の大和さんが1人、傷だらけの男を連れてきた。
目が血走っていて、青筋が無数に浮かぶ。
そして、私と同じ"稀血の音"がする。
『おや。君は?』
「チッ、名乗る時はまず
『これは失敬。私は産屋敷菜愛。
「産屋敷だとォ。テメェ」
男は更に青筋を立て、両手を縛られていた縄を力任せに引きちぎり、私の胸ぐらを掴んだ。
光明「っ、おi((_『手出し無用。』
「はっ、随分とお仲間にも大切にされてんだなァ。
産屋敷菜愛さんよォ。
テメェ"産屋敷"っつーことは頭の親族だろ?
いいご身分だなぁオイ。ツテで柱か?あ"ぁ"?
どうせ、大して強くもねぇんだろ?
お前らにとってみんな捨て駒でしかねぇもんなァ?」
状況は飲み込めない、が。
まぁ、仲間が死んだのか。それも親しい者。
その怒り、憎しみ、分からんでもない…が。
さすがの私だって頭にくることはあるんだよ?
『はっはっは、随分とお怒りのご様子だな。
だが、目上には敬語を使えよ?』
が、あくまでも冷静・平常に。
私は胸ぐらにある彼の手を取り、捻った。
人のツボは約700個ある。
その中でもあるツボを痛めつければ、
自然と全身から力が抜けるツボ。
対人用の体術を彼に使った。
あくまで"私の方が実力がある"という誇示のために。
『さぁ、もう一度問う。お前の名前はなんだ?』
「っ、不死川…実、、弥」
『そうk((_ひな「御館様の御成です。((ドヤ」
ひなき〜?ねぇ、今ドヤ顔したよね?
私にはわかったぜ?
「遮ってやったぜ☆フゥゥ⤴⤴」ってか?←
叔母様に向かってなんだ?反抗期か?
耀哉「よく来たね、
私の可愛い
『御館様におかれましても御創建で何よりです。
益々の繁栄を切にお祈り申し上げます』
耀哉「ありがとう、菜愛。
今日は風柱になる子を紹介するね((ニコニコ」
隠「わぁっ、ちょっ、
お待ちください。不死川様!!」
実弥「っるせェ!!!!
いいご身分だなァ。おいテメェ。産屋敷様よォ」
『(あれ?また再沸騰?)』
行冥「御館様になんて口の利き方をするのだ」
楼夏「処す」
耀哉「落ち着いて、皆。私は大丈夫だから」
耀哉。
君が大丈夫でも私たちはそうはいかないんだよ。
頭を馬鹿にされて怒らない家臣はいないんだ。
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伊織(元三日月)(プロフ) - 0× の所が無一郎が霞柱と隠のところにいますよ。これからも頑張って下さい (2020年12月2日 2時) (レス) id: 73bdd1a7af (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!たぶん治ったと思うのですが、まだ「上限」となっていたら教えていただけると嬉しいです! (2020年11月12日 21時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 今思ったんですけど上限ではなく上弦ですよ (2020年11月10日 21時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サエル=クレメンス | 作成日時:2020年10月25日 11時