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*菜愛side



鶴丸「いやな、なんか貞坊の気配がしたんだよ」


「うん。僕も少し貞ちゃんを感じたよ。
あっ、僕は燭台切光忠だよ」


「……大倶利伽羅だ。別に語ることはない。
慣れ合う気はないからな」





そー言われると馴れ合いたくなるのは
人の性だよね?((黒笑





『私はめっちゃ馴れ合う気、あるぜ?』←





大倶利伽羅がツンデレで可愛い。

ジリジリとにじり寄っていくと
少し困った顔をして後ろに下がっていく。

私はさらに距離を詰める。
大倶利伽羅はさらに下がる。

その繰り返しだった。






光忠「あんまりいじめないであげて!?」


『すまん、楽しくてな。で、貞って誰?』


鶴丸「俺たちの仲間でな。
"太鼓鐘貞宗"って言うんだ」






……あっれれ〜??心当たりしかないぞぉ?←

…つーことは彼らも神様?

でも神様にしては禍々し過ぎないか?
アレか?堕天か?




『青い髪で』


鶴丸「青い髪で」


『琥珀色の瞳で』


光忠「琥珀色の瞳で」


『太陽みたいに笑うやつ』


伽羅「あぁ」





やっべー、またエンカウントしちまったぜ←





行冥「あの子は…いい子だった。本当に」


『ん。優しくて眩しい奴だったよな』


光忠「っ…貞ちゃんは、、死んじゃったの?」


『…否。正確に死んだところを見たわけじゃない』






私は太鼓鐘貞宗様と出会い、
あの日あった出来事を包み隠さず話した。

禍々しい赤い瞳とは裏腹に太鼓鐘貞宗様の話を聞く彼らの目は泣きたくなるほど優しかった。





鶴丸「なるほどなぁ、そりゃ驚いたぜ」


『…驚く要素がわからんね』


光忠「僕達はこれでも神様なんだよ」





知ってました。
でも認めたくはありませんでした。←





光忠「"7つまでは神の子"というけれど、
大人の君たちに僕らが見えるのは心が清い証拠だよ」


『…へぇ。そりゃ、神様も見る目がないねぇ』


光忠「クスクス))…そうかもしれないね。
でも、ありがとう。僕の仲間を助けてくれて」





言葉とは汚いものだ。

人の本性とは全て裏にあるもので、

それを欠片も見せないよう覆う
「言葉」というモノは時に誰かの心をも殺す。




聴こえてるよ、全部。

「ありがとう」という言葉も。

「なぜ助けてくれなかったのか」という言葉も。

"人間"が恨めしい」という言葉も。

全部、全部、聴こえてる。






だから嘘をつかなくていいよ。
君らが恨む"人間"なのだから。






『_______責めたら?』

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伊織(元三日月)(プロフ) - 0× の所が無一郎が霞柱と隠のところにいますよ。これからも頑張って下さい (2020年12月2日 2時) (レス) id: 73bdd1a7af (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!たぶん治ったと思うのですが、まだ「上限」となっていたら教えていただけると嬉しいです! (2020年11月12日 21時) (レス) id: 1bd9e22ba3 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 今思ったんですけど上限ではなく上弦ですよ (2020年11月10日 21時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サエル=クレメンス | 作成日時:2020年10月25日 11時

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