零れるジュース ページ5
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「あれ、三輪とAじゃね?」
記憶が戻って早くも一週間が過ぎた
俺たちは特になんの進展もなく、倦怠期に入ることもなく、平和に過ごしていた
「!!!?!?」
ブシャ、と勢い良く手に持っていたジュースが零れる
「きったねぇ!」
俺は一歩退いた
それでふと上、米屋の顔を見る
「あ、あ…ありえねぇ…!」
顔を青ざめ、目を見開き、三輪の方を見ていた
「はぁ?何がだよ
お前の方がありえねぇよ…」
「いやいやいやいや!!
見ろよ!あいつ!秀次が心開いてんだぞ!?」
見ろ、と言われても三輪の表情に変化は見られないし
話が弾んでいるとも思えなかった
「………お前が言うならそうなのかもしれないけど、俺にはぜんっぜんそう見えねぇわ」
「お前の目どうかしてんのか!?」
「どっちかっつーとお前の目の方がおかしいな」
すると、話終えた三輪が廊下から教室に戻ってきた
席に着こうとする三輪を止め、駆け寄る
「しゅ、秀次サン、
な、な、何を楽しそうに話してたんですか…?」
「………何を言ってる」
怪訝そうに眉間にシワを寄せる三輪
そりゃそうか
「いや、お前らが話してるの珍しいから」
俺が補正を加えると、三輪は理解したようで
「…あぁ、そのことか
別に、大したことは話してない」
今度は米屋だけでなく俺も固まった
「み、三輪が…」
「笑った…!?」
本当に、何を話していたのやら
Aに聞いても教える気はなさそうだった
「えっ、まじでなんだったの!?」
「だーかーら、秘密だってば。
公平しつこーい」
「そりゃ気になるからな!」
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おむ(プロフ) - 二宮さん» 読んでくださりありがとうございます^_^ そう言っていただけてとても嬉しいです！書いてよかったなあと、心から思います！本当にありがとうございました！ (2019年12月25日 23時) (
レス) id: 40b62768f7 (このIDを非表示/違反報告)
二宮 - 完結お疲れ様です！ゆっくり見ました。とても面白かったです！ とてもいい作品でした！ (2019年11月25日 20時) (レス) id: 5c8a1b7b56 (このIDを非表示/違反報告)
藤見日和(プロフ) - 良すぎて爆死 (2016年7月17日 14時) (レス) id: 3600278a3d (このIDを非表示/違反報告)
柚 - とても良い作品に巡り会えて、感動しているのと、出水がイケメンの二つです☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2016年2月5日 5時) (レス) id: 98181381be (このIDを非表示/違反報告)
柚 - ヒャァァ/// (2016年2月3日 20時) (レス) id: 98181381be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2015年11月27日 19時
