みかみか事件 ページ17
任務後
たしかその日は赤城との合同任務で
赤城はすでに報告書を終わらせ帰った頃だった
報告書を書いていると、三上が小さくため息をついた
「どうした」
「あ、いえ…!
すみません!なんでもないんです！」
「何でもないわけないだろう
それとも、俺は聞かない方がいいか?」
少しズルい聞き方をしたのかもしれない
それでも、三上は溜め込むやつだろうから
しょうがないだろう
「そ、そんなことないです！
…えっと……聞いてもらってもいいですか…?」
「ああ」
「私、Aちゃんに三上さんって呼ばれてるんです……」
確かに、赤城が三上をそれ以外の呼び方で呼んでいるところを見たことがないし
そもそも関わっていたのかも俺にはわからない
たまに同じになる任務で、たまに話してる姿を見る
その程度だった
軽々しく名前で呼ぶのも迷惑だろう、とそう呼んでいるのかもしれない
そう告げると、
「私、Aちゃんと仲良くなりたいんです
もっと、話したいとも思ってて…それで…」
「………わかった。
宇佐美に聞いてみよう
アイツと赤城は仲が良いからな」
「あ、ありがとうございます!!」
.
なんて事があったらしく
今さっきまで私は風間さんと玉狛で話していた
「あっ、Aー」
「…うんー」
「寝不足のところ悪いんだけど、少しいいー?」
「………うんー…」
最近、会議やらなんやらが多くなって疲労が溜まっているらしいA
ついでに言うと今日は玉狛に泊まるらしい
ちょうどよかったと思う
歌歩ちゃんのことを知らせると、Aは笑った
「じゃあ、なんて呼べばいいの?」
「うーん、そうだなぁ……
あっ、じゃあ、みかみか、とか?」
その後、どうなったのかは知らないが
歌歩ちゃんが顔を真っ赤にして私にお礼しに来た
歌歩ちゃんもAも
きっと相性はとてもいい。
「ねぇ、み……みかみか、」
「へｯ!?
えｯ、えぇ!?み、えっ、み…!!!」
「みか、みか……?」
「ぁ、あっ、えっと………
ダメ!耐えきれない!!」
「……………やっぱ、みかみかは嫌?」
「そうじゃないの!そうじゃ、ないんだけど…!
も、もう一回いい……?」
「……みかみか」
「…か、可愛い…っ」
その後
録音された‘‘みかみか”は彼女の癒しとなったそうです。
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おむ(プロフ) - 二宮さん» 読んでくださりありがとうございます^_^ そう言っていただけてとても嬉しいです！書いてよかったなあと、心から思います！本当にありがとうございました！ (2019年12月25日 23時) (
レス) id: 40b62768f7 (このIDを非表示/違反報告)
二宮 - 完結お疲れ様です！ゆっくり見ました。とても面白かったです！ とてもいい作品でした！ (2019年11月25日 20時) (レス) id: 5c8a1b7b56 (このIDを非表示/違反報告)
藤見日和(プロフ) - 良すぎて爆死 (2016年7月17日 14時) (レス) id: 3600278a3d (このIDを非表示/違反報告)
柚 - とても良い作品に巡り会えて、感動しているのと、出水がイケメンの二つです☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2016年2月5日 5時) (レス) id: 98181381be (このIDを非表示/違反報告)
柚 - ヒャァァ/// (2016年2月3日 20時) (レス) id: 98181381be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2015年11月27日 19時
