33話 お風呂場 ページ34
3rdステージ大浴場にて。
「…なるほどな。その凛ってやつらに負けて蜂楽奪られたってわけ」
湯船に浸かりながら國神が潔に話しかける。その問いかけに「ま、そんな感じ」と潔が答えた。周りには千切と馬狼の姿もある。
「んで、そっちは凪と馬狼と組んでるのな」
「そー」
「俺の話？」
ぷかぷかと湯船に浮かぶ凪。本人曰く1番楽にお風呂に入れる方法だとか。そして天井を見つめながら唐突にこんな事を聞いてきた。
「なー、潔」
「ん？」
「潔ってAのこと好きなの？」
「はっ⁉︎何だよ急に…！」
「いやだってさ。Aと話す時の雰囲気違うっていうか」
「…」
「ふーん？」
その話に千切と國神も興味があるのか耳を傾ける。その目線に気づき、戸惑いを隠すように咳払いをした。
「そりゃ友達としては好き、だけど…別にそんなんじゃないって」
「の割には顔が赤いな」
「だな」
「あーっ、もう！で、お前ら次の対戦相手決まってんの？」
「…俺らは、」
「お前らと
低い声と殺気じみたものが当てられ、その場にいた全員がそちらを向く。そこには玲王が座っておりジロッと睨んだ。しかしただ一人、凪はそんな事を気にもせず彼に近づいた。
「玲王！久しぶり、聞いてよ。俺あれからいっぱい練習してさー」
「やめろよ」
パシッとその手が払われる。それが意外だったのか凪は驚いた顔をした。
「もう俺とお前はライバルだろ、凪。俺を選ばなかったお前を俺はここで叩き潰す」
「っつーことで戦ろうぜ、俺らと」
「逃げんなよ」
「…ああ、望むとこっしょ」
___
「そういえばAが玲王のこと紳士だって褒めてたよ」
「…そうかよ」
「(あ、満更でもなさそう)」
「んで、そのAは？今日一回も見てないけど」
「さぁ…もう部屋に戻ってるのかもな」
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苺子(プロフ) - ぺんぺんさん» コメントありがとうございます！読んで頂き嬉しい限りです(*´꒳`*)これからもよろしくお願いします！ (2023年3月18日 23時) (
レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぺん(プロフ) - 最初からとっても面白いので、ついつい熱中して呼んでしまっています･･･。これからも頑張ってください！！ (2023年3月17日 20時) (レス) @page28 id: 0923c869aa (このIDを非表示/違反報告)
苺子(プロフ) - ユイさん» コメントありがとうございます！今あなた様に出会えたことに感謝です((更新頑張ります！(*'▽'*) (2023年3月15日 22時) (レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 初コメ失礼します!もっと早く見つければ良かったです。好きです!応援してます (2023年3月14日 13時) (レス) id: 0e75ff5f17 (このIDを非表示/違反報告)
苺子(プロフ) - アレンさん» コメントありがとうございます！雪宮くんに振り回される夢主です((これからもよろしくお願いします…！ (2023年2月4日 11時) (レス) id: b537714951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺子 | 作成日時：2022年11月29日 16時
